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前夜祭はnoteにて。

「平坦な戦場でぼくらが生き延びること」
岡崎京子

君たちには常に消えてほしいと思っている。
初めから何もなければ、こんなに苦しむことも喜ぶこともなかった。

ずっとずっと空に浮いて君たちを眺めてたかったんだ。私は女神だったから。
でも君たちが引きずり下ろしたせいで、私は人間でも女神でもなくなった。

君たちは私のことを天使だと言っていたけど、本当は女神だったんだよ。

落ちた先に転がっていた絞首台の前で、救済であろう瞬間を見つめる。
私は何者にもなれないまま、血を流す。

人生の無駄な時間ランキング第8位に嫌いな相手のネトストをするというのがある。(ストーカーして攻撃するのは犯罪だからダメだよ)

ネトストと言っても、ただデータの海に漏れた相手の情報を収集する。
先日も中学時代いじめの主犯だった男の子のInstagramを見つけた。綺麗な景色とか友達何人かでどこかに出かけた画像とかいっぱい載せてた。

本当に不毛な時間だった。

たかだかInstagramの情報量で彼が今どんな風に社会や人間と関わって生きているかなんて分からない。
しかし脳がバグってしまった私。当時の事を思い出してしまい一人で泣いた。我ながら馬鹿すぎる。悲劇のヒロイン気取りか?
でも自業自得なので誰かに泣きつくことはせず、ほぼ誰も見ていない裏垢で負け惜しみをした。気づいたら涙は止まっていた。

負け惜しみツイート↓

どうやら当時の私曰く、私自身も苦しんで相手も苦しむらしい。へぇ。

相手のことは知らない、というか興味がないけど確かに私は生きていることが苦しい。辛い。
それと同時に安心しているような気もする。ごく稀にある楽して楽しく幸せな瞬間に、とてつもない不安を同時に感じる。
苦しんでいる自分にどこか陶酔しているんだろうか。悲劇のヒロイン気取りか?キモっ。

とは言っても、そんな瞬間は滅多にない。ここ最近はずっと苦しい死にたい消えたいを無限ループをしてる。だから醜態は晒していない。と、思いたいな。

あの時より深くて音のない海の中。
儚げな炎が命からがら闇を照らす。

#日記 #エッセイ #詩 #岡崎京子

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