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言語化の練習です

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最近の記事

hakubi 『拝啓』

自分の人生の中で音楽を聴いて泣いた経験というのは数える程しかないのだけれど、その中の一つがhakubiのライブ。 大学に行けずにフラフラしていた時に新宿のタワレコの試聴機で『光芒』という曲に出会い、その後下北沢の小さいライブハウスで初めてhakubiのライブを見たときは自然と涙が流れて止まらなくて、終演後に物販でCDを買って帰って、それから辛いとき苦しいときにたくさん聴いてきた。 孤独、自傷、いじめ、死とか。 重たいテーマを使って泣かせにくる曲って世の中に溢れているけれど、

    • 映画『怪物』感想

      映画『怪物』を映画館で見てきたのですが、率直に言って素晴らしい映画でした。 映画の第三幕で描かれた湊と依里の物語の美しさは、優しさとか儚さとかそんな言葉ではとても表しきれるものではなくて、その言葉にできなさを際立たせる子役2人の演技と映像美、そして坂本龍一さんの音楽。 感動だけで終わらずに大事なことを考えさせてくれる。 心の底から素晴らしく良いものを見たという気持ちにさせてくれる至福の映画体験でした。 忘れないうちに文章として残しておきたいと感じたので印象的な言葉やシーン

      • グッバイ、来世でまた会おう。

        《もしもね、僕が死んだら。》 優しいメロディに乗せて優しい声でそんなことを言うものだから、ドキリと歌い出しで一気に心を掴まれる。 《庭のね 野良猫になるよ  毎日好きなことをして 君のね 寝顔を眺めるよ》 カモシタサラ、『グッバイ来世でまた会おう』 昨年、マイナビ未確認フェスティバル2019で、初めて聴いたこの曲が耳から離れずに、終演後に物販に足を運ぶと既にCDは完売。あの日以来ストリーミングでずっと聴き続けている大好きな一曲。 (現在は、インナージャーニーという名

        • 愛犬との別れを歌った最上のラブソング『LILLY』。HumpBackのメジャー1stアルバム「人間なのさ」私的レビュー

          大阪発、3ピースガールズバンド、HumpBackがメジャー1stアルバム「人間なのさ」をリリースした。 これまでも、常に泥臭く等身大の日常を音楽で鳴らしてきたHumpBackのメジャー1stアルバムのタイトルが「人間なのさ」というのは彼女たちらしいとも思ったが、実際にアルバムを手に取り1曲目の『LILLY』を耳にして、そこに確かな変化とHumpBackというバンドとしての覚悟を感じた。 《明日が怖くなる程に 君が 君が 美しかった/ 夜を越え 朝迎え 君に会えたらそれでい

        hakubi 『拝啓』

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