美しく、短い、北海道の秋

北海道はもう完全に秋。穏やかな北海道の秋が私はとても好きだ。

昨日は妻の知り合いの個展を見に行ってきた。
行ってきたと一言でいうけれど、個展の会場は平取町。車を持っておらず運転もできない私たち夫婦は高速バスに自転車を折りたたんで乗り込む。バスに揺られること2時間。近くのバス停で自転車を組み立て、そこから１時間のサイクリング。北海道は広く、モータリゼーションに背を向ける人間には厳しい。

とはいえ、秋のサイクリングはとても気持ちがいい。海に寄り道したりしながら、秋の北海道を堪能してきた。

川沿いにいたノビタキ

海で一列になり何度も海面に顔をつけるカモメたち

トウネン

見渡す限りの牧場に見渡す限りのサラブレッド

ダイサギ

空が広い

こんなところに住んでみたいなと思うけれど、それはきっととても良い季節のよい瞬間を切り取って見ているだけだから。これからやって来る厳しい冬や、野生動物たちの世界である真夜中の暗闇を想像し、そんな簡単な話ではないのだろうと思いなおす。

北海道の秋はとても短い。
あっという間に終わってしまう、
私の一番好きな季節。