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20230225 祭とマイレージ

 土日と泊りの出張で、荷物を軽くするために画面の小さいノートパソコンしかなく論文を読んだりする作業ができないので今日は個人語りで終わるのをお許しください。
 飛行機はこれまでJALを主に使っていたのですが、神戸空港を使ってその魅力に取りつかれてからはなるべく神戸空港を使うようになり、そのため航空会社はSKYMARKを使うことが増えました。
 SKYMARKは正規運賃がだいたい「新幹線と同じ」感じなので、JALやANAのように「1か月以上から日程を完全に決めてパックで買うとそれなりだが正規運賃はバカ高くて買えない」ということがないのがありがたいです。しかしそれ以外は正直あまり魅力がなく、ネット中毒の私にとっては「機内でWi-Fiが使えない。」のがかなりのストレスになっております。窓側に座れると窓から見える景色を見ていれば時間がつぶれるので良いのですが、それも座席のディスプレイに現在位置表示させていた方が楽しめるのにSKYMARKはないですものね…ってJALでもA350くらいでしたっけ国内線でディスプレイついているのって。
 あと、マイレージなどの会員登録がないので、スキップサービスが使えず当日かならず搭乗手続きが必要だったり、マイルがたまらないので「乗り続ける楽しみ」というのがあまりなくて「ファンになりにくい」というのもあると思います。

 で、なんとか祭に関連させてみると、祭の参加者にとっては、初めての参加時に「会員登録」的な関門があり、その後毎年参加を続けることで偉くなったりこれまでさせてもらえなかったことができるようになるなどのマイレージ的な報酬が存在すると思います。そういう視点でいえば、有名な祭には「参加を継続したくなる報酬システム」が上手にできているなあと思わされるものが多い気がします。
 しかし、祭の見学者になると、基本的に毎年見学したからといって誰かに褒められるわけでもなく、毎年見学のハンコがもらえるわけでもなく、毎年見学を続けている人は内発的に見学している人が多い気がします。
 参加者も見学者もどちらも祭そのものからパワーや感動を得られるなどで報酬を得ているのは確かですが、それ以外の面では参加者より見学者の方が内発的というか自己報酬的で、この2つのモチベーションプロセスの質的な相違を詳しく調べてみたいなあと思いました。

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