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子どものアトピー治療|悪化因子を退治せよ①


アトピーっ子の周りには敵だらけ?

アトピー性皮膚炎の発症には遺伝や環境など多くの要因が関連しています。
また悪化する要因も多数あり、それらに上手く対応していかなければなりません。
アトピー性皮膚炎は薬物療法すれば治るというものでは無いところがこの病気と付き合っていく上での難しさだと感じています。

悪化因子と我が家の対策

<非特異的な刺激>


唾液や汗、髪の毛の接触、衣類との摩擦など日常生活における刺激がアトピー性皮膚炎を悪化させることがあります。

<刺激への対策>


乳幼児期においてはよだれを垂らしていることが多く、口の周りが荒れやすくなります。
適宜ガーゼに吸い取らせ、濡らしたガーゼでトントンと押さえ拭きをします。
その際、拭う・擦るなどして摩擦を避けるようにします。
濡れたところは蒸発してしまうので、保湿した上にワセリンなどで保護することをお勧めします。
油分が層となり、水分を弾いてくれるので直接肌に唾液がつくことが少なくなります。しかし、油分もこまめに押さえ拭きすることによって取れてきますので、適宜保護していくことが大切です。
これは実際にやってみて大変ではありましたが、効果的でした。

に関しては、適宜シャワーで流して保湿する。シャワーができない時には押さえ拭きし、保湿をすることが良いです。また、汗をかきすぎないように室温の調整や衣服の調整をしましょう。

髪の毛の接触に関してはなかなか難しいです。
男の子だったので、3歳くらいまではバリカンで坊主にしたりしていましたが、成長してくると坊主は嫌だと言うようになりました。短くしていても毛先が皮膚に当たってしまい痒がることがありました。かといって直接触れないようにワセリンを塗ったりすると顔や髪の毛がベタベタ・・・なかなか難しいです。
女の子でも長いと結べばいいかもしれませんが、大きくなってくると好みも出てきます。お団子ヘアは嫌だとか、ポニーテールが良いなど。大人であれば、悪化する方が嫌だと受け入れれることもなかなか子どもには難しいこともあるなと実感しています。

衣類に関しては、綿100%が昔から肌に良いと言われていますね。
なかなか綿100%が見当たらないですが・・(探したり無いのかな)
ただ、ヒートテックなどのは避けた方が良いです。アトピーと診断されていない姉妹は保湿をしていてもヒートテックを着たら肌がボロボロになりました。レーヨンがいけないのか?ポリエステルがいけないのか??
フリース素材も避けた方が良いです。共通するところで言うと通気性が悪いものがよく無いのかな。暖かいし、着ると気持ちいのですが、お肌にはよく無いですね。

衣類に関してはまだまだ知識が足らないので、勉強しようと思っています。
また何かわかればシェアしますね。

このように、お肌に異変がみられた時は何が要因となっているのか?
何が刺激になったのかを観察し、除去したり対応したりしていくことが大切です。
でも、要因がわからないこともあるので、神経質になりすぎず気づいたら対応していけると良いですね。

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