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数は少ないけれど良店が揃う、ジュネーブコーヒーめぐり

どこをどう見渡しても、美しさに目を奪われてしまう。

文字の通り雲ひとつない青い空に、国の歴史を思わせる建物たち。アパートメントですら凝った装飾や、くすんだ、けれどもかわいらしい色で彩られている。

街中には公園も多く、休日は思い思いに楽しむ人たちで賑わっている。

ジュネーブ。レマン湖に面した、チューリッヒに次ぎスイス第二の都市だ。

文化の薫り高い街は歩いているだけでも楽しいのだが、驚くほどカフェが少ない。カフェと看板を出していても、席でオーダーを取るレストランのようなお店が多い。

いわゆる「コーヒーショップ」を探し出すのはいつもより難しかったが、その分、良店ばかりだった。


boreal coffee

2009年にオープンした、比較的新しいコーヒーショップ。現在はジュネーブ市内に5店舗、チューリッヒに2店舗展開している。

私が訪れたジュネーブ駅近くの店舗は椅子やテーブルがポップでかわいらしい。

ジュネーブとは打って変わり、チューリッヒはコーヒーカルチャーが発達していて、ジュネーブのカフェはチューリッヒやヨーロッパ圏のロースターの豆を使っていることが多いそうだが、このboreal coffeeはジュネーブでは珍しく自社焙煎のスペシャルティコーヒー。

エアロプレスで淹れてもらったコーヒーはとても美味しく、狭い店内にもかかわらず賑わいを見せていたのも納得。

boreal coffee
所在地
Rue du Mont-Blanc 15, 1201 Genève
(▶ジュネーブ市内のショップリスト)

営業時間
月〜金:6:30-19:30
土・日:8:30-19:30

CHOU

店名のCHOUはシュークリームのこと。

ころんとしたかわいさに騙されないで。パティシエの作る本格的なCHOU、その繊細な美味しさと、芸術的な美しさに心奪われた。

コーヒーは、チューリッヒにあるStollの豆。

テーブルやライト、お店ごとまるまるこだわりが見える。こんなにセンスの光るお店は、東京でもなかなか見つけられないかも。

レマン湖の大噴水から歩いてすぐのところにあるので、観光ついでに寄れるのも嬉しい。

CHOU
所在地
Rue des Eaux-Vives 79 - 1207 geneve

営業時間
月〜金:7:30-18:00
土:9:00-18:00
日:9:00-16:00


Birdie Food & Coffee

街の中心地から少し離れた住宅地にあるけれど、遠くからでもそこにお店があるとわかるほど、テラス席までたくさんの人で賑わっていたお店。

Instagramを見ると、不定期に様々な国のロースターの豆を仕入れている。

私が訪れたときのラインナップは、ベルギーのvelvetとフランス・パリのcafe lomiの豆。

こちらではブラックコーヒーの抽出方法を選ぶ際、必ずエアロプレスが選択肢にあるのが私的にはとても嬉しい!

店舗内のスペースが大きく2つに分かれており、左側に小さく、コーヒースタンドが入っている感じになっている。奥と右側はレストランのように席でオーダーをし、ゆっくりと食事も楽しめるようになっている。

Birdie Food & Coffee

所在地
rue des bains 40, 1205 Geneva

営業時間
水〜金曜日:8:00-17:00
土・日曜日:10:00-18:00


今回は仕事でジュネーブを訪れたため、コーヒーショップに行ける時間が限られており。訪れたのは日曜日だったので、他にもチェックしていたお店はお休みで残念…。
が、数は少ないけれども美味しいコーヒーを楽しむことが出来て満足。

Google Mapのリストを作ったので、ジュネーブを訪れる際はこちらのマップをぜひインストールして。(私が行けていないお店も、絶対いい!と思ってリストに入ってます)

Geneva: matsuri’s recommendations

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