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積ん読をどうにかしたいんじゃなかったのか。

いやいや増えてるぞ、私。
まあちゃんと読破しているものもあるんですけども。

よく分からん不安を抱きながらも久々の恋愛小説も無事読み終えました。終盤に流れが不穏になりちょっとヒヤッとしたんですが、(登場人物の誰かが病気で死んでしまう等の恋愛モノが苦手←)きちんとハッピーエンドで良かったです。


そんな感じで読書をするようになってから、ちょっとした気付きもありました。

しおりを挟んだ所から直ぐ再開出来るくらいには、ちゃんと今読んでいる本の内容が頭に入っている。

新しく買った本は買ったその日のうちに読むのが最高。鉄は熱いうちに打て。

物語の内容にもよるが、私のペースだと丸一日空いている休日には大体約2~3冊は読める。


積ん読をどうにかしたいと本気で考え始めてから、順調に読書習慣が確立してきている今日この頃です。
最近は「次は何読もう」「どんな本が見つかるかな」などと想像しながら読んでいるせいで余計に読書欲が止まりません。

何だろう…読書ってなんか、際限がない。

本屋に行けばまだまだ興味を引かれる本が数えきれない程に存在するし、現役作家が居るかぎり新しい作品が増えていくし、たとえ同じ作品を読み返した場合でも1回目と2回目では何だか印象が変わるし。
それと。私はわりと長い間、 “読書=小説を読む事” という認識だったんですが小説以外でも本っていっぱいありますよね。自己啓発や占い系、料理やダイエットに纏わるもの、はたまた参考書まで、大きく括れば全て本と言ってしまえる。本屋に行く度、面白そうな本って本当にわんさかあるんだなぁと感じて嬉しくなります。

そしてまた私はとっても気になる本を見つけてしまいました。

第167回芥川賞受賞の『おいしいごはんが食べられますように』著者の高瀬隼子作品。

今日本屋で見かけまして、気になって気になって仕方がなくなってしまった。帯のインパクトがヤバい。釘付けになるってこういう事かなと身を持って体感した気がします。
『おいしいごはん~』の方は先日読んだばかりで、個人的にとても好きなタイプの文章を書く作家さんですね。人間の感情がリアル過ぎてちょっと気持ち悪いくらいのやつ…(同じ理由で朝井リョウ作品も好きです)

同著者の作品はこの2つしか私はまだ知りませんが、タイトルをつけるのも巧いなと思いました。どちらも登場人物のとある場面心情を切り取ったものとは想像出来るけれど、どうしてその心情に行く着くのかは絶妙に分からない。
つまり読まないと分からないって事だな?
うわあこれは狡い、策士だ、と。

今は鞄に入れて持ち運ぶ事が常になっているので新しい本を買う時は極力文庫本を選ぶのですが、(新書だとかさばるしちょっと高いし)こんなにも気になる作品が並んでいたら新書でもつい買ってしまう。好きな作家のサイン本も脊髄反射で買ってしまう。(サムネ画像参照)
今回は別の物を買ったので一旦保留にしました。が、この悶々とした気持ちが数日間続くようなら買ってこようと思いますw

あとは今月中に『マリアビートル』を読み返さねば。


結論。
積ん読はやめられない。(雑な総括)