パリ到着

アートフェアの出展があり、パリ来ています。

ぶっちゃけ作家は行っても行かなくてもどっちでも良いみたいなんやけど、アクションだけ起こしてリアクションを見ないとなると、ただただ経歴を増やす作業で終わってしまうんじゃないかと思い今回は足を運びました。

2021年のドバイのアートフェアに出た時に、コロナのこともあり現地に行けなかったんですけど、やっぱり不完全燃焼だったんですよね。

会場の空気感とか、お客さんの表情とか、やっぱり現地に行かないと分からないことばかり。
その時の後悔があったので、今回は現地に行く選択をしました。

あと、最近は特に美術史をしっかり学んでおきたいという想いも強い。

本を読んで勉強してどれだけノウハウを学んでも、それだけじゃ想像力に大きな影響を与えることがなかった。

想像力に影響がないから創造力にも大した変化はないし、変化がないから気持ちは退屈だし、表現も窮屈になる。

自分で自分を喜ばせたり、自分で自分を驚かせたり、自分で自分を興奮させたり、自分で自分を奮い立たせるようなアクションをして行かないと、今以上の表現や考え方や生き方が広がらないと思ったんよね。

出展が増えて肩書きだけ格好付いて、自分が格好付いてないのも嫌やし。

今、パリはストライキもあって、場所によっては騒がれてたりもするけど、そういう世の中のリアルを肌で感じることも今の自分には大事な気がしてる。

今回の経験がこの先の自分にどんな影響をもたらすのかはまだ分からないけど、またひとつ、未来の楽しみが増えることは確か。

たくさん学んでたくさん成長して来ます。



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