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就活で内定0だった妻を内定率100%にした面接トレーニング

妻は管理栄養士として働くため、就職活動中です。ですがなんと、初めに受けた5つの病院はすべて全滅。毎回書類選考は通りますが、面接で落ちていました。妻もさすがにまずいと思ったようで、相談され面接練習を行うことになりました。
結果、練習後は5つ受けて5つとも合格し、内定率は100%になりました。

そこで、これから面接を受けるという方の参考になればと、今回はどのようなアドバイスを妻にしたか、お伝えしたいと思います。

また、普段僕はコーチングを仕事として行っています。この記事を読んで僕のコーチングを受けてみたいという方がいればもっと嬉しいです。


面接の目的は、「ぜひ一緒に働いてもらいたい」と思ってもらうことと理解しよう

募集人数1名のところに、応募する人はたくさんいます。ということは、「他の志望者より自分を取った方がいいですよね?」と思ってもらうことが必要になります。
回答1つ1つが聞かれたことにきちんと答えるのは当然として、回答の内容が自分のアピールになっているのか、その積み重ねとして他の志望者よりも自分を選んでもらえるようになるのか、を考える必要があると話しました。

姿勢良く、視線は相手を見る、声ははっきりと

猫背だったり、うつむいて話す人は、あまりよい印象を受けられません。話す内容以前の当たり前のことですが、意外と難しいです。妻は練習前、ここから直していきました。

相手がなぜその質問をしたか考えてみよう

回答を考える前に、面接官が何を聞こうとしているのか、汲み取ることも重要です。

例えば、「今まででがんばったこと教えてください」という質問に対して、「〇〇を頑張りました」という答えは不十分です。

面接官は「その人が苦難に直面した時、それをどう乗り越えたか」やその人がどういう人なのかを知りたいのでしょう。ですので、ただ質問に答えるだけでなく、頑張ったことはどんなことで、どういう困難に対して何をして結果どうなったのか、ここまで相手に話せば伝わりやすいといいということをアドバイスしました。

妻とは、過去の面接で聞かれた質問を一緒に振り返って「どんな意図で聞かれた質問で、何を答えればよかったのだろうか?」とディスカッションしました。

結論は最初に伝えよう

質問の回答としては端的に、最初に結論を伝えようとアドバイスしました。

例えば、「今まででがんばったことは何ですか?」という質問に対し、仕事で経験してきたことをたくさん述べるだけだと「…で、その中で何を頑張ったの?」となってしまうこともあります。最悪、意図とはズレた伝わり方をしてしまうこともあります。

そうならないように「一言でいうとどういうことか」を、できれば最初に伝えた方が、聞き手にとって理解しやすいです。

妻は結論から先に答える話し方に慣れていなかったこともあり、まず妻に準備したことを全部話してもらいました。それを聞いて私の方で「つまり、言いたいことは〇〇ということで合ってる?」と聞いて、それが伝えたいことなのか、ズレているのかを確認し、間違っていれば、相手に伝わる説明になるよう修正する作業をしました。

長所は具体的に、明確に伝えよう

まず「長所は○○だと思います」ではなく、「長所は○○です」と言い切るようアドバイスしました。自分の能力について謙遜してしまうのは、もったいないです。自信をもって伝えた方がお得です。

長所について、妻の初めの答えは「コツコツと努力すること」でしたが、それがなぜ長所といえるのか、具体的に何ができるのか、よくわかりませんでした。ですが上記の視点で対話を進める中で「思いやりがあり、行動力があること」という長所その具体的なエピソードが見えてきて、面接本番ではこれを伝えることにしました。こちらの方が相手に伝わりやすく、一緒に働きたいと思ってもらえそうだと二人で判断したためです。

まとめ

面接のポイント5つをまとめます。

1.面接の目的は「ぜひ一緒に働いてもらいたい」と思ってもらうことと理解しよう
2.姿勢良く、視線は相手を見る、声ははっきりと
3.相手がなぜその質問をしたか考えてみよう
4.結論は最初に伝えよう
5.長所は具体的に、明確に伝えよう

最後に

面接は、自分のことを知ってもらうチャンスです。面接官の質問の意図を理解し、自分がどういう人なのかをきちんと伝えることができれば、内定の可能性は上がると思います。

質問に答えるためには、あなた自身が自分のことを理解している必要があります。そのために、自分一人で考えるだけでなく、誰かに客観的な視点で見てもらうことも有効ではないかと今回気づきました。

妻自身もトレーニングを通して「長所は何か」「なぜ管理栄養士になったのか」などを、一つ一つ一緒に掘り下げていくことで、自分のことについて整理ができたと言っていました。ちなみに、妻とは毎日30分~1時間、1週間ぐらい一緒に練習しました。

この記事を読んで、少しでも面接のお役に立てたら嬉しいですし、就活などで自分のことを知りたい!整理したい!という方がいらっしゃったら、お気軽にご連絡ください!お役に立てれば幸いです^^
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