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松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問99-128【衛生】論点:性感染症 / 疾病別の発生動向、感染経路・感染予防、HIV、B型肝炎、梅毒

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問99-128【衛生】論点:性感染症 / 疾病別の発生動向、感染経路・感染予防、HIV、B型肝炎、梅毒

matsunoya_note  から、薬剤師国家試験の論点解説をお届けします。

薬剤師国家試験対策ノート NOTE ver.
第99回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問128

問99-128(論点:性感染症)を
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で解説します。

Here https://note.com/matsunoya_note/n/n6445c00161bc

苦手意識がある人も、この機会に、性感染症の基礎を一緒に完全攻略しよう!

第99回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問128

Q. 我が国における性感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。
選択肢|
1. 性器クラミジア感染症の患者数は、性感染症の中で最も多く、その対策が急務となっている。
2. 新規HIV感染者(平成20-24年)の大半は男性であり、感染の原因としては、同性間の性的接触によるものが最も多い。
3. B型肝炎については、輸血を介した新規の発症者も増え続けている。
4. 淋菌感染症の患者数は公衆衛生の向上により30年前に比べ激減しており、平成20年以降感染の報告はない。
5. 梅毒の予防に有効なワクチンが実用化されている。
(論点:性感染症 / 疾病別の発生動向、感染経路・感染予防、HIV、B型肝炎、梅毒)

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滝沢 幸穂

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薬剤師国家試験対策ノート with visual infographics

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内容|

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☑第99回-第105回薬剤師国家試験の結果|
 合格者数、合格率 大学別、大学種別ランキング
☑業務上疾病|厚生労働統計
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☑人口動態統計|悪性新生物

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前置き|

今回の論点解説では、性感染症を取り上げます。

2018年、梅毒感染者の報告数は7000人を超えました。最近では公衆衛生上の最優先課題とされています。ご存知ですか。

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梅毒(報告数 / 人)
西暦| 男 | 女 | 合計
2009|523|168|691
2010|497|124|621
2011|650|177|827
2012|692|183|875
2013|993|235|1228
2014|1284|377|1661
2015|1930|760|2690
2016|3189|1386|4575
2017|3931|1895|5826
2018|4588|2413|7001

最新の梅毒に関する情報|

国立感染症研究所が発行しているIASRの月報最新号(1月)の特集が梅毒でした。一読をお勧めします。

出典:病原微生物検出情報
Infectious Agents Surveillance Report(IASR)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html

2020年1月28日発行
IASR Vol. 41, No.1 (No. 479) January 2020

特集 梅毒|
国立感染症研究所

https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-iasrtpc/9342-479t.html

特集(梅毒)関連情報として、最新の症例対照研究のレビューと結果の表が掲載されていたので紹介します。
詳細は、上記、IASRの特集を参照してください。

この症例対照研究では、症例(梅毒罹患者|n=60)と対照(梅毒非罹患者|n=464)とを様々な因子で比較してオッズ比を算出し、因子との関連について考察しています。

上記特集によれば、

『国内では主に異性間性的接触を介し, 女性での梅毒感染が急激に増加しており, 東京都からの女性梅毒患者の届出数は日本全体の1/4から1/3を占めている。そのため, 国内で女性が梅毒に罹患する原因の究明と対策は喫緊の課題である。そこで, 東京都での女性における異性間性的接触による梅毒感染リスクを明らかにすることを目的に, 東京都の診療所において自記式質問紙を用いた前向き症例対照研究を行った。』

とあります。

『2017年6月~2018年3月に東京都内にあるクリニック(計5カ所)で梅毒抗体検査を受けた成人女性で, 調査日より過去6カ月以内に異性間のみの性行為を行った者を対象にした。』

『症例は感染症法に基づき, 臨床所見と抗体検査により活動性の梅毒(晩期顕症梅毒を除く)と診断された者とし, 対照は同結果から梅毒未罹患ないし, 梅毒治癒後と判断された者と定義した。』

とのことで、症例、対照ともに、2017年6月~2018年3月の東京都内クリニックで梅毒抗体検査を受けた成人女性です。

表を見て、自分で考察してみよう。

1. 過去半年以内の性風俗産業の従事歴と梅毒は関連があるの?
2. 梅毒以外の性感染症の既往と相関するの?
3. 最終学歴と梅毒の罹患とは関連があるの?
4. 雇用状態がフルタイムじゃないと梅毒罹患は多くなるの?
5. 性行為の相手の人数と梅毒の罹患は相関するの?
6. 性行為の頻度と梅毒の罹患は相関するの?
7. コンドームの使用は、梅毒感染防止に効果はあるの?
8. 外国人との性交のほうが日本人との性交よりも梅毒に罹患しやすいの?
9. 携帯アプリやSNSで出会った男性との性交で梅毒に罹患しやすいの?

実際のレビューの考察👇と比較してみよう。

異性間性的接触による女性の梅毒感染リスク因子の検討,
2017~2018年(国立感染症研究所 IASR)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2473-related-articles/related-articles-479/9353-479r06.html

表1 対象者の背景情報と梅毒感染との関係(国立感染症研究所 IASR)
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2020/1/479r06t01.gif

国立感染症研究所_梅毒202001_!

出典:IASR Vol. 41, No.1 (No. 479) January 2020

表2 主な因子と梅毒感染との関係(国立感染症研究所 IASR)https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2020/1/479r06t02.gif

国立感染症研究所_梅毒202001_2

出典:IASR Vol. 41, No.1 (No. 479) January 2020

第99回薬剤師国家試験問128【衛生】の類題に、第103回薬剤師国家試験の問129(問103-129)があります。
まず、問103-129にチャレンジして実力アップを目指しましょう。
最新の統計データから集計してグラフにした各性感染症の発生動向など、見やすくきれいでわかりやすい論点解説です。こちらから、どうぞ。充実した内容です。

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問103-129【衛生】

https://note.com/matsunoya_note/n/ndeb7358026a3
論点:性感染症
選択肢1. 論点:HIV / 発生動向・感染経路
選択肢2. 論点:性感染症 / 疾病別の発生動向
選択肢3. 論点:梅毒 / 発生動向・薬物治療
選択肢4. 論点:B型肝炎 / 感染経路・感染予防
選択肢5. 論点:性感染症 / 感染症法 類型

YouTube|

※論点解説動画で予習・復習ができます。

走る!「衛生」Twitter Ver. 予防接種法/第103回-問129|
薬剤師国家試験対策ノート
選択肢1. 論点:HIV / 発生動向、感染経路
選択肢2. 論点:性感染症 / 疾病別の発生動向
選択肢3. 論点:梅毒 / 発生動向・薬物治療

https://youtu.be/R_OfDxCTKfk

選択肢4. 論点:B型肝炎 / 感染経路・感染予防
選択肢5. 論点:性感染症 / 感染症法 類型

https://youtu.be/RWb24AnaKAk

YouTube再生リスト|

走る!「衛生」論点:感染症
https://www.youtube.com/watch?v=R_OfDxCTKfk&list=PLuPATLvMiAKotUdm1-eRhAVnw6iJD9WaN&index=7

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問103-129【衛生】論点:性感染症に詳細なグラフと最新の科学的根拠に基づく解説を掲載しています。

こちらの論点解説 https://note.com/matsunoya_note/n/ndeb7358026a3 を参照してください。

問103-129の学習を修了したところで、
問99-128を選択肢ごとに解説します。

下記の選択肢の記述は、問103-129の学習を修了していると、正解がわかります。チャレンジしてみてください。

第99回薬剤師国家試験問128【衛生】選択肢1、2、4(問99-128-1、問99-128-2、問99-128-4)では、それぞれ、性器クラミジア感染症と淋菌感染症の発生動向および HIV の発生動向と感染経路の理解を問われました。

第99回薬剤師国家試験問128【衛生】

Q2. 新規 HIV感染者(平成 20-24年)の大半は男性であり、感染の原因としては、同性間の性的接触によるものが最も多い。A.【正|誤】|

Q1. 性器クラミジア感染症の患者数は、性感染症の中で最も多く、その対策が急務となっている。A.【正|誤】

Q4. 淋菌感染症の患者数は公衆衛生の向上により 30年前に比べ激減しており、平成 20年以降感染の報告はない。A.【正|誤】|

みなさん、すっきりはっきり正解にたどり着いたはずですので、このコンテンツでは、上記の選択肢(1, 2, 4)の論点解説は行いません。

他の選択肢(3, 5)について、最新の科学的根拠に基づいて、より詳しくわかりやすく論点解説します。ご期待ください!

急性B型肝炎の性別・感染経路別の発生動向と年次推移、また、梅毒流行の動向およびその感染拡大防止対策など、最新の論文を引用しながら論点解説をお届けします。

________

この eラーニングの 文字数と学習時間|
18067 文字|36分(500文字/min)- 52分(350文字/min)

はじめましょう。

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問99-128【衛生】論点:性感染症

 こんにちは!薬学生の皆さん。BLNtです。解説します。
薬剤師国家試験の衛生から性感染症を論点とした問題です。

スライド1

選択肢ごとにテーマ(性感染症 / 疾病別の発生動向 性器クラミジア感染症、淋菌感染症、HIV / 発生動向・感染経路、B型肝炎 / 感染経路・感染予防、梅毒 / 感染予防)が異なります。
テーマごとに別々に解説します。

目次|

選択肢1. 論点:性感染症 / 疾病別の発生動向 性器クラミジア感染症
選択肢2. 論点:HIV / 発生動向・感染経路
選択肢3. 論点:B型肝炎 / 感染経路・感染予防
選択肢4. 論点:性感染症 / 疾病別の発生動向 淋菌感染症
選択肢5. 論点:梅毒 / 感染予防

選択肢(1, 2, 4)はこちらの類題の論点解説で学習してください。

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問103-129【衛生】論点:性感染症 https://note.com/matsunoya_note/n/ndeb7358026a3

以下、選択肢(3, 5)の論点について、このコンテンツで解説します。

選択肢3. B型肝炎 / 発生動向・感染経路
Q3. B型肝炎については、輸血を介した新規の発症者も増え続けている。A.【正|誤】|

B型肝炎の発生動向および感染経路について解説します。

図3-1に厚生労働省HPから、日本における輸血後肝炎発症率の推移のグラフを抜粋して示しました。
また、図3-2に、厚生労働省資料から2003-2008 年の 6 年間の発生動向調査報告数(性別・感染経路別)を、図3-3に急性B型肝炎患者の年別性別発生状況(2006 - 2015)、図3-4に急性B型肝炎患者の性別年齢別発生状況(2006 - 2015)をグラフ化したものを示します。

日本では、1972年から輸血・血液製剤用血液のB型肝炎スクリーニング検査が開始されました。それ以降、

HBVが混入した輸血・血液製剤用血液が患者に使用される医療事故が事前に防止されるシステムになったことなどから、現在、輸血による感染は激減しています。
出典:厚生労働省|日本における輸血後肝炎発症率の推移 https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/1e.html

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図3-1 日本における輸血後肝炎発症率の推移

※松廼屋|論点解説(第99回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問128)より 出典:厚生労働省|日本における輸血後肝炎発症率の推移

詳細には、1972年のHBVのHBs抗原検査導入により、日本における輸血後肝炎発症率14.3%になったのち、1986年の400mL採血および成分採血の実施以降、日本における輸血後肝炎発症率8.7%までに減少しました。

その後、1989年にHBVのHBc抗体検査およびHCVの第1世代検査法の導入によって、輸血後肝炎発症率2.1%になり、さらに、1992年のHCV第2世代検査法の導入によって0.48%1999年にHBV、HCVの500プールNAT(Nucleic Acids Amplification test:核酸増幅検査)が導入され、2000年に50プールNATに変更された後、輸血後肝炎発症率0.001%にまで減少しました。

HBs抗原|
HBV感染後早期に検出される抗原で、陽性はHBVに感染している状態。
HBc抗体|
IgM-HBcは感染初期に検出される。HBc抗体陽性であればHBVの既往がある。

一方、厚生労働省のHP(厚生労働省|厚生科学審議会 (感染症分科会予防接種部会)  https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127719.html 第11回 厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会資料 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bx23.html )に掲載された資料3-5 B型肝炎ワクチンに関するファクトシート 平成22年7月7日版(PDF) https://www.mhlw.go.jp/stf2/shingi2/2r9852000000bx23-att/2r9852000000bxqf.pdf によれば、2003-2008 年の6年間の発生動向調査報告数(1,300 例)について見ると、性別では男性が多く、比率は男性/女性=2.9/1でした。

感染経路では、男女ともに性的接触が多く、6年間(2003-2008年)の全体のHBV報告数の61%を占めました。

感染経路において性的接触の占める割合は、1999年の43%から、2007年67%、2008年 66%増加傾向が見られました。

図3-2に、上記、厚生労働省資料から2003-2008 年の 6 年間の発生動向調査報告数(1,300 例|性別・感染経路別)を根拠として独自にグラフ化したものを示します。

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図3-2 急性B型肝炎報告数(感染症発生動向調査|性別・感染経路別、2003年-2008年)

※松廼屋|論点解説(第99回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問128)より / データソースから独自に作図
出典:厚生労働省のHP(厚生労働省|厚生科学審議会 (感染症分科会予防接種部会)第11回 厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会資料)資料3-5 B型肝炎ワクチンに関するファクトシート 平成22年7月7日版

B型肝炎は、感染症法施行(1999年4月)より、4類感染症の「急性ウイルス性肝炎」の一部として全数把握疾患となり、その後、感染症法改正(2003年11月)に伴い、急性B型肝炎は、感染症発生動向調査における全数把握の5類感染症である「ウイルス性肝炎(A型肝炎及びE型肝炎を除く)」に分類されました。

近年(-2015年)のB型肝炎発生動向に関しては、国立感染症研究所のHP(特集 急性B型肝炎 2006年4月-2015年12月
IASR Vol. 37 p. 147-148: 2016年8月号 https://www.niid.go.jp/niid/ja/hepatitis-b-m/hepatitis-b-iasrtpc/6672-438t.html )に詳細がありました。

2015年までの数年間の急性B型肝炎の報告数は年間170-240例の範囲でほぼ横ばいです。

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図3-3 急性B型肝炎患者の年別性別発生状況(2006/4 - 2015/12)

出典:国立感染症研究所HP|IASR Vol. 37 p. 147-148 図1
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2016/08/438tf01.gif


急性B型肝炎は、輸血による感染は減少し、1,933例の感染原因・経路(複数回答を含む)は, 性的接触が1,349例と性的接触による感染が約7割を占めます。

性的接触が感染原因の患者年齢分布のピークは男性25~34歳, 女性20~29歳であり、20代-30代前半に年齢のピークがあることを考慮すると予防啓発を行う必要があります。

症例中4割は黄疸を示さず、肝機能異常が指摘されるまで自覚のない感染者が多いと考えられるので、機会があれば肝機能検査を受けることが望ましいとのことです。

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図3-4 急性B型肝炎患者の性別年齢別発生状況(2006/4 - 2015/12)

出典:国立感染症研究所HP|IASR Vol. 37 p. 147-148 図2
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2016/08/438tf02.gif

YouTube|

※論点解説動画で予習・復習ができます。
走る!「衛生」Twitter Ver. 性感染症/第99回-問128|
薬剤師国家試験対策ノート
選択肢1. 論点:性感染症 / 疾病別の発生動向 性器クラミジア感染症
選択肢4. 論点:性感染症 / 疾病別の発生動向 性器クラミジア感染症
選択肢2. 論点:HIV / 発生動向・感染経路

https://youtu.be/UoNoXV6Y82A

選択肢3. 論点:B型肝炎 / 感染経路・感染予防

https://youtu.be/mkbcGm8XNWQ

選択肢5. 論点:梅毒 / 感染予防

https://youtu.be/ctW8L8j-T2U

ポイント 1|

2010年以降、【A】感染者は、総数1000人前後で推移している。近年、報告数の【B】は、【C】で【D】を感染経路とする。
2016(平成28)年に、【E】された性感染症の報告数総数は、それぞれ、【F】感染症24,397人、【G】感染症9,175人、【H】感染症8,298人、【I】5,734人であり、一方、【J】された【K】の報告数は4,575人である。【E】されている性感染症のなかで【F】感染症が最も報告数が多い。【K】の病原体は【L】である【M】であり、治療は、【N】を有する【O】から【P】の内服を第一選択とする。【K】(【J】対象/【Q】感染症)の報告数は増加傾向にあり、2010(平成22)年時点では、【R】であった【K】感染者は、2016年には【S】に達した。2017(平成29)年は、さらに増加傾向を示し、【T】となった。

A. HIV
B. 約6割
C. 日本人男性
D. 同性間の性的接触
E. 定点報告
F. 性器クラミジア
G. 性器ヘルペスウイルス
H. 淋菌
I. 尖圭コンジローマ
J. 全数報告
K. 梅毒
L. 螺旋状菌
M. 梅毒トレポネーマ(学名:Treponema pallidum subsp. pallidum)
N. 殺菌的抗菌作用
O. ペニシリン
P. ベンジルペニシリンベンザチン
Q. 5類
R. 男性497人、女性124人、総数621人
S. 男性3,189人、女性1,386人、総数4,575人
T. 総数5,820人

ポイント 2|

【A】から【B】のB型肝炎スクリーニング検査が開始され、B型肝炎ウイルス(HBV)が混入した【B】が患者に使用される医療事故が事前に防止されるシステムになったことなどから、現在、輸血による感染は【C】している。【A】のHBVの【D】検査導入により、日本における輸血後肝炎発症率は14.3%になったのち、【E】の400mL採血および成分採血の実施以降8.7%までに減少した。その後、【F】にHBVの【G】検査・HCV第1世代検査法の導入によって、輸血後肝炎発症率は2.1%になり、さらに、【H】のHCV第2世代検査法の導入によって0.48%、【I】にHBV、HCVの500プール【J】が導入され、2000年に50プール【J】に変更された後、輸血後肝炎発症率は【K】にまで減少した。2003-2008 年の 6 年間の発生動向調査報告数(1,300例)について見ると、性別では【L】が多く、比率は男性/女性=【M】だった。感染経路では、男女ともに【N】が多く、 6 年間(2003-2008 年)の全体のHBV報告数の【O】を占めた。感染経路において【N】の占める割合は、1999年の43%から、【P】と増加傾向が見られた。

A. 1972年
B. 輸血・血液製剤用血液
C. 激減
D. HBs抗原
E. 1986年
F. 1989年
G. HBc抗体
H. 1992年
I. 1999年
J. NAT(Nucleic Acids Amplification test:核酸増幅検査)
K. 0.001%
L. 男性
M. 2.9/1
N. 性的接触
O. 61%
P. 2007年67%、2008年 66%

実力テスト (1)|

では、問題を解いてみましょう!すっきり、はっきりわかったら、合格です。

第99回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問128

Q. 我が国における性感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。
選択肢|
1. 性器クラミジア感染症の患者数は、性感染症の中で最も多く、その対策が急務となっている。
2. 新規HIV感染者(平成20-24年)の大半は男性であり、感染の原因としては、同性間の性的接触によるものが最も多い。
3. B型肝炎については、輸血を介した新規の発症者も増え続けている。
4. 淋菌感染症の患者数は公衆衛生の向上により30年前に比べ激減しており、平成20年以降感染の報告はない。
5. 梅毒の予防に有効なワクチンが実用化されている。(論点:性感染症)

選択肢5. 論点:梅毒 / 感染予防
Q5. 梅毒の予防に有効なワクチンが実用化されている。A.【正|誤】

梅毒の感染予防について、解説します。

設問の論点について、結論から申し上げると、梅毒の予防に有効なワクチンは、いまだ実用化されていません。したがって、梅毒に関してはワクチン以外の感染予防対策が必須となります。

今回は、公衆衛生における梅毒の感染予防対策から、最近の論文をご紹介しながら、論文での報告に基づいて梅毒の感染予防について解説します。
近年増加が著しい梅毒についての疫学と予防の視点からの問題の整理と今後必要な戦略について、参考資料から抜粋し概要を解説します。

スライド21

図5-1 梅毒の報告数年次推移(2000 - 2018)/ 全数報告

※松廼屋|論点解説(第99回薬剤師国家試験 薬学理論問題 衛生 問128)データソースから独自に作図 松廼屋
出典:厚生労働省|性感染症報告数 https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html

梅毒(報告数 / 人)
西暦| 男 | 女 | 合計
2009|523|168|691
2010|497|124|621
2011|650|177|827
2012|692|183|875
2013|993|235|1228
2014|1284|377|1661
2015|1930|760|2690
2016|3189|1386|4575
2017|3931|1895|5826
2018|4588|2413|7001

梅毒のように予防ワクチンのない感染症の場合、感染症の発症はゼロにならないので、つねに一定の感染が起こりえます。その流行状況は監視し、想定の範囲を超える事態が起きた場合は迅速に対応を始める必要があり、管理・制御(コントロール)が目標になります。

梅毒の感染拡大予防対策としては、早期診断および早期治療が重要です。
梅毒の感染拡大予防対策に関する最新の科学的根拠としては、日本エイズ学会|学会誌 2018 Vol.20 No.1 http://jaids.umin.ac.jp/journal/journal_vol20_no01_j.html 堀成美, 特集:エイズと梅毒|若年女性における梅毒流行は問題なのか? 課題解決へのアクション, 日本エイズ学会誌 20, 15-18,2018 https://jaids.jp/pdf/2018/20182001/20182001015018.pdf に、詳細な論説がありました。

詳しくは、上記、日本エイズ学会の文献を参照してください。
以下、引用して解説します。

感染症予防は、

1次予防(ワクチン・教育)、
2次予防(早期診断・早期治療)、
3次予防(重症化防止、再感染防止)

が基本となります。

スライド14

1次予防の「教育」としては、厚生労働省、自治体、医療機関でのパンフレットによる啓発などの必要性が考えられます。

2次予防(早期診断・早期治療)のためには、「誰を対象に検査勧奨するのか」の優先順位を設定し、実際に検査が行われるようにする必要があります。検査勧奨の対象は、ハイリスク層、具体例としては、梅毒と診断された人と性的接触のあった人他の性感染症に罹患した人、性産業の従事経験者・利用経験者などが想定されます。

性感染症では、その性感染症に罹患した人のパートナー(性的接触の相手)への検査勧奨が不可欠です。
2012 年度改訂「性感染症予防指針」に、性的接触の相手への検査勧奨の重要性が明記されています。

スライド15

国立感染症研究所HP(国立感染症研究所|梅毒とは https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/465-syphilis-info.html )によれば、梅毒トレポネ−マ(学名:Treponema pallidum subsp. pallidum)は、低酸素状態以外の場所では長く生存ができないため、梅毒の感染経路は限定されます。

大部分は、菌を排出している感染者(第 I 期、第 II 期の患者)との粘膜の接触を伴う性行為・疑似性行為によるものです。

極めてまれに、多量の排出菌に汚染された物品に、傷のある手指が接触して伝播されたとする報告があります。

輸血・血液製剤用血液のスクリーニング検査が進んだ結果、輸血による感染は劇的に減少し、近年では輸血・血液製剤用血液を原因とする梅毒の症例の報告はありません。

一方、第 I 潜伏期感染者では臨床症状はなく血清反応が陰性であることから、新鮮血を用いた緊急輸血など、ドナーから行われる輸血の場合には感染の可能性があります。

また、梅毒に感染した妊婦の胎盤を通じて胎児に感染する経路があり、梅毒の垂直感染である胎盤感染先天梅毒の原因となります。

予防としては、感染者、特に感染力の強い第 I 期及び第 II 期の感染者との性行為や疑似性行為を避けることが基本です。コンドームの使用は完全でないものの予防効果があることが示唆されています。

2014年までに梅毒の増加傾向ならびに性別・感染経路別報告数が最も高かったMSM(men who have sex with men|男性/同性間の性的接触)の梅毒の発生は、2015年以降、その増加傾向が他の感染経路よりも低くとどまり、一方でMSW(men who have sex with women|男性/異性間の性的接触)が増加傾向を示し、2016年には最も報告数が高くなり、次いで、WSM(women who have sex with men|女性/異性間の性的接触)が増加傾向を示しています。
出典:国立感染症研究所HP(国立感染症研究所|日本に於ける異性間性的接触による男性梅毒症例と女性梅毒症例の届け出数の増加、2012-2016 https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/epidemi/7889-epi-2018-1.html )に掲載されている論文 Sex Transm Dis. 2018 Mar;45(3):139-143 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5815645/

論文では、特に、若い女性の梅毒発生動向と先天性梅毒の増加に対して注意喚起し、日本では梅毒予防と管理が公衆衛生上の優先事項であるとしています。

他方、2014年に、MSMにおける梅毒の増加に関する注意喚起が行われていることから、MSMの梅毒報告数の増加傾向を他の感染経路における年間の増加と比較して、2015年以降、やや増加傾向が弱まった背景として、(私見ですが、)ハイリスク層であるMSMへの感染予防対策(啓発・検査勧奨等)が増加傾向の歯止めとなった可能性が示唆され、興味深いデータです。
出典:国立感染症研究所|増加しつつある梅毒 -感染症発生動向調査からみた梅毒の動向- IASR 35, 79-80, 2014年3月号 https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1029-disease-based/ha/syphilis/idsc/iasr-in/4497-pr4095.html 、IASR 36(2), 2015 特集 梅毒 2008-2014年 https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2321-iasr-archive/iasr-vol36/5409-iasr-420.html

図5-2に上記文献から「早期顕症梅毒症例の感染経路別届出数、2012-2016性別/感染経路別」を抜粋して引用します。

スライド16

図5-2 早期顕症梅毒症例の感染経路別届出数、2012-2016

性別/感染経路別|
MSM: 男性/同性間、MSW: 男性/異性間、WSM: 女性/異性間、M_unknown: 男性/不明、W_unknown: 女性/不明
※出典:国立感染症研究所|日本に於ける異性間性的接触による男性梅毒症例と女性梅毒症例の届け出数の増加、2012-2016 、引用文献 Sex Transm Dis. 45(3)139-143, 2018 Figure 1

もうひとつ、HIV罹患者への梅毒の感染予防対策を取り上げたトピックスとして、感染症学雑誌の論文(J-Stage|塩塚ら, HIV感染者に対する梅毒検査および梅毒感染の現状, 感染症学雑誌, 90(6), 798-802, 2016 DOI https://doi.org/10.11150/kansenshogakuzasshi.90.798 )がありましたので、ご紹介します。

論文によれば、近年、梅毒の再興は世界的な問題となっていますが、なかでも HIV 感染合併例が占める割合の多さが顕著(報告時点)とのことです。

梅毒は HIV と感染経路の一部が共通していること、梅毒が HIV 感染リスクを増加させ、また、HIV 感染症は神経梅毒の臨床経過を加速させ神経合併症を増加させる可能性があることから、公衆衛生上の大きな懸念となっています。

この報告の時点では、近年の日本での梅毒感染例の多くが MSMであり、日本におけるの HIV 感染者に対して、アメリカのガイドラインと同様に梅毒の定期的な検査を推奨するべきと述べています。HIV感染者が梅毒の検査勧奨対象であることを論じた興味深い論文です。以上、今回は、公衆衛生における梅毒の感染予防対策から、最近の論文をご紹介しました。

YouTube|

※論点解説動画で予習・復習ができます。
走る!「衛生」Twitter Ver. 性感染症/第99回-問128|薬剤師国家試験対策ノート
選択肢1. 論点:性感染症 / 疾病別の発生動向 性器クラミジア感染症
選択肢4. 論点:性感染症 / 疾病別の発生動向 性器クラミジア感染症
選択肢2. 論点:HIV / 発生動向・感染経路

https://youtu.be/UoNoXV6Y82A

選択肢3. 論点:B型肝炎 / 感染経路・感染予防

https://youtu.be/mkbcGm8XNWQ

選択肢5. 論点:梅毒 / 感染予防

https://youtu.be/ctW8L8j-T2U

ポイント 3|

【A】のように【B】のない感染症の場合、感染症の発症は【C】ので、つねに【D】が起こりうる。その流行状況を【E】し、想定の範囲を超える事態が起きた場合は迅速に対応を始めて【F】することが目標になる。感染症予防は、1次予防(【B】・【G】)、2次予防(【H】・【I】)、3次予防(【J】、【K】)が基本となる。【G】としてパンフレットによる【L】などの必要性が考えられる。性感染症では、2次予防(【H】・【I】)のために「誰を対象に【M】するのか」の優先順位を設定し、実際に【N】が行われるようにする必要がある。【M】する対象は、【O】、具体例としては、梅毒と診断された人と【P】のあった人、【Q】に罹患した人、【R】などが、想定される。

A. 梅毒
B. 予防ワクチン
C. ゼロにならない
D. 一定の感染
E. 監視
F. 管理・制御(コントロール)
G. 教育
H. 早期診断
I. 早期治療
J. 重症化防止
K. 再感染防止
L. 啓発
M. 検査勧奨
N. 検査
O. ハイリスク層
P. 性的接触
Q. 他の性感染症(クラミジアや淋菌)
R. 性産業の従事経験者・利用経験者

実力テスト (2)|

では、問題を解いてみましょう!すっきり、はっきりわかったら、合格です。

第99回薬剤師国家試験|薬学理論問題 / 問128

Q. 我が国における性感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。
選択肢
1. 性器クラミジア感染症の患者数は、性感染症の中で最も多く、その対策が急務となっている。
2. 新規HIV感染者(平成20-24年)の大半は男性であり、感染の原因としては、同性間の性的接触によるものが最も多い。
3. B型肝炎については、輸血を介した新規の発症者も増え続けている。
4. 淋菌感染症の患者数は公衆衛生の向上により30年前に比べ激減しており、平成20年以降感染の報告はない。
5. 梅毒の予防に有効なワクチンが実用化されている。
(論点:性感染症)

参考資料|

文献1|

厚生労働省|日本における輸血後肝炎発症率の推移 https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/1e.html

文献2|

厚生労働省|厚生科学審議会 (感染症分科会予防接種部会)  https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127719.html 第11回 厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会資料 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bx23.html )に掲載された資料3-5 B型肝炎ワクチンに関するファクトシート 平成22年7月7日版(PDF) https://www.mhlw.go.jp/stf2/shingi2/2r9852000000bx23-att/2r9852000000bxqf.pdf

文献3|

国立感染症研究所のHP(特集 急性B型肝炎 2006年4月-2015年12月
IASR Vol. 37 p. 147-148: 2016年8月号 https://www.niid.go.jp/niid/ja/hepatitis-b-m/hepatitis-b-iasrtpc/6672-438t.html

文献4|

国立感染症研究所HP|IASR Vol. 37 p. 147-148 図1
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2016/08/438tf01.gif

文献5|

国立感染症研究所HP|IASR Vol. 37 p. 147-148 図2
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/2016/08/438tf02.gif

文献6|

厚生労働省|性感染症報告数 https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html

文献7|

日本エイズ学会|学会誌 2018 Vol.20 No.1 http://jaids.umin.ac.jp/journal/journal_vol20_no01_j.html 堀成美, 特集:エイズと梅毒|若年女性における梅毒流行は問題なのか? 課題解決へのアクション, 日本エイズ学会誌 20, 15-18,2018 https://jaids.jp/pdf/2018/20182001/20182001015018.pdf

文献8|

国立感染症研究所HP(国立感染症研究所|梅毒とは https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/465-syphilis-info.html

文献9|

国立感染症研究所HP(国立感染症研究所|日本に於ける異性間性的接触による男性梅毒症例と女性梅毒症例の届け出数の増加、2012-2016 https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/epidemi/7889-epi-2018-1.html )に掲載されている論文 Sex Transm Dis. 2018 Mar;45(3):139-143 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5815645/

文献10|

国立感染症研究所|増加しつつある梅毒 -感染症発生動向調査からみた梅毒の動向- IASR 35, 79-80, 2014年3月号 https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1029-disease-based/ha/syphilis/idsc/iasr-in/4497-pr4095.html 、IASR 36(2), 2015 特集 梅毒 2008-2014年 https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2321-iasr-archive/iasr-vol36/5409-iasr-420.html

文献11|

J-Stage|塩塚ら, HIV感染者に対する梅毒検査および梅毒感染の現状, 感染症学雑誌, 90(6), 798-802, 2016 DOI https://doi.org/10.11150/kansenshogakuzasshi.90.798

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