新卒エンジニア就活生向け！魅力的なポートフォリオで内定を勝ち取るための戦略

はじめに

就職活動を控えた新卒エンジニアの皆さん、自身のポートフォリオは、内定を勝ち取るための重要な武器となります。

果たして、どのようにしてポートフォリオを作成すれば、SEやWebエンジニアとしての魅力を最大限にアピールできるのでしょうか？

新卒エンジニアに求められるポートフォリオのレベルとは

1. 基本的な要素を押さえる

新卒エンジニアが作成するポートフォリオには、以下の基本的な要素が必要です。

- 自己紹介
名前、学歴、スキル、興味のある技術分野などを簡潔にまとめる。

- プロジェクト一覧
自分が関わったプロジェクトや作成物, 研究内容などをリストアップし、各プロジェクトの概要や役割を説明します。

- 技術スタック
使用したプログラミング言語やフレームワーク、ツールを明示します。

- 連絡先
GitHubやLinkedInなど、他のプラットフォームへのリンクも忘れずに。
　

2. 実践的なプロジェクトを盛り込む

ポートフォリオに載せるプロジェクトは、実際に手を動かして作成したものが理想です。

たとえば、以下のようなプロジェクトが効果的です。

- 個人開発アプリ
自分の興味に基づいたアプリを開発し、その過程をドキュメント化することで、実践的なスキルをアピールできます。

ここでは、最終的な結果も多少は見られますが、それよりも躓いた時の行動やそのようにしようと考えた過程などが見られる印象です。

- オープンソースへの貢献
GitHub上のオープンソースプロジェクトに貢献し、自分のコードを公開することで、技術力を示すことができます。

- チーム開発
大学のプロジェクトやインターンシップでのチーム開発の経験があれば積極的にアピールしましょう。

業務経験を学生の内から行っている就活エンジニアは、それも大きなアピールポイントとなります。

- 研究成果
就活エンジニア生なら必ずするであろう研究の成果もポートフォリオの題材となります。

しかしながら、教授から言われたことだけをやったのではなく、自分で問題点を見つけ改善したような点がないとアピールポイントとし弱いかもしれません。
　

3. デザインとユーザビリティを意識する

ポートフォリオの見た目も非常に重要です。

清潔感のあるデザインで、ナビゲーションが簡単であることが求められます。

- レスポンシブデザイン
PCだけでなく、スマホやタブレットでも見やすいデザインにしましょう。

- 直感的なUI
ユーザビリティを考慮し、使いやすいインターフェースを設計しましょう。　
　

SEやWebエンジニアとしてのアピールポイント

1. 技術力の証明

新卒エンジニアとして、どれだけの技術力を持っているかを示すことが重要です。

具体的なスキルや使用した技術を明記し、実際のコード例を載せることで、企業に対する信頼感を高められます。

もし、平均的な学生よりも優れた技術力を持っていたとしても、それを文書、面接時間のみで伝えきる能力はまた別の能力です。

ポートフォリオは、自身の力を伝達するために重要な存在なのです。
　

2. 問題解決能力のアピール

エンジニアに求められるのは、技術力だけではありません。

問題解決能力も重要です。

ポートフォリオには、実際に直面した課題とその解決策を詳しく説明するセクションを設けましょう。

これは、あなたの論理的思考やクリエイティブなアプローチを示す良い機会です。
　

3. 学ぶ姿勢をアピール

技術の進化が早いエンジニアリングの世界では、常に新しいことを学ぶ姿勢が求められます。

自己学習した技術や取得した資格、参加した勉強会などを記載することで、自己成長に対する意欲をアピールできます。
　

4. コミュニケーション能力

エンジニアはチームで仕事をすることが多いため、コミュニケーション能力も重要です。

チーム開発の経験や、プロジェクトの進行における役割を詳しく説明することで、対人スキルを示しましょう。
　

ポートフォリオ作成の際の注意点

1. 更新を怠らない

ポートフォリオは作成したら終わりではありません。新しいプロジェクトや学んだスキルを随時追加し、最新の状態を保つことが大切です。
　

2. コンテンツの質を重視する

量よりも質を重視しましょう。

プロジェクトを多く載せることも大切ですが、内容が薄いと逆効果です。

各プロジェクトの詳細を充実させ、深い理解を示すことが重要です。
　

3. 他者の意見を取り入れる

ポートフォリオを作成したら、友人や先輩に見てもらい、フィードバックをもらいましょう。

他者の視点から改善点が見えてくることが多いです。
　

4. 大きな嘘は書かない

自身の技量を大きく見せようと、本当の能力ではないことを載せたい気持ちもあるでしょう。

こうすることで確かに、面接を通り抜け、内定をもらえる可能性は上がるかもしれません。

しかし、入社後困るのは自分で、周りのレベルについていけない、周囲からの期待に応えられないといったことに繋がります。

多少の話の上乗せであれば、入社前までに能力を向上させ埋め合わせることができるでしょうが、大きな嘘は自分に大きく返ってくるためお勧めしません。

まとめ

新卒エンジニアが就職活動を成功させるためには、魅力的なポートフォリオが不可欠です。

基本的な要素を押さえ、実践的なプロジェクトを盛り込み、デザインにも気を配ることで、企業に自分の技術力や問題解決能力をしっかりとアピールしましょう。

また、自己成長の姿勢やコミュニケーション能力も忘れずにアピールし、内定を勝ち取るための準備を整えましょう。

もし、まだ何もポートフォリオに書ける題材が無いという人は、何か個人開発を試みてください。

1~2ヵ月本気で取り組めば、十分自分の武器となるものが作れるでしょう。

それの具体的な方法については別の記事でまとめる予定です。