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#雑記4 今自分たちにできること

まつながです。
https://twitter.com/matsunaga_nasu

コロナウイルスが依然猛威を奮っていますが、皆さま体調は大丈夫でしょうか。

さて、今回は、今自分たちにできることとしました。訪問看護ステーションで働く私ですが、最近の近況を書きたいと思います。

早速なんですが

「マスクの寄付で医療従事者を支えたい」

そんな思いで知人と共に、マスク支援のクラウドファンディングを企画しはじめました。

https://twitter.com/arch__nurse




様々な団体や個人が、医療従事者への物資支援の声をあげています。僕たちは大手会社のようなバックもないし、今まで何かを成し遂げたという実績もありませんが、それでも何かできることはないかと日々手探りながら活動しています。

きっかけは、耳に入ってきた、
「病院なのにマスクがない」「マスクの使用に制限がかかった」という現場で働く看護師の声でした。孫さんをはじめとしたたくさんの著名人が自身の力を使って医療従事者になんらかのエール/支援をしている中で、どうしてこんなにもちっぽけな僕たちが活動しようと思ったのか。
他の人はどうかわからないけど、自分は訪問看護という現場で働いているからこの活動やってみようと思いました。

コロナウイルスが騒がれて、医療機関の崩壊や、医療者の悲鳴が聞こえれば聞こえるほど、僕は1人の看護師としてどうしようもなくうしろめたさを感じていました。
なぜかというと、
少なくとも僕の知っている範囲において、
訪問看護の現場ではコロナウイルスの罹患者を受け持つということがありません。基本的に入院や隔離措置などの対応になるなど、地域で罹患者がでた場合は医療機関の指示をあおぎながらしかるべき対応をとります。つまり、そこで、大きな機関へバトンタッチしてしまうんです。
もちろん、ウイルスの脅威というものは地域においても減ることはなく、むしろ様々な場所へ訪問して回るような仕事なので危険はずっとついて回ります。自身の事業所でウイルスが出てしまえば、関わっている全ての利用者、関係機関に迷惑をかけてしまうことも同じため、全力で感染が拡大しないように、できる予防や対策は徹底して実施しています。

コロナウイルスだけではありません。以前勤めていた病院でもインフルエンザやノロウイルス、RSウイルスなどの感染症が流行したときは神経をすり減らしながら対応をしていた記憶があります。
感染症に対してはそれほど、世間の人が思っている以上に敏感に徹底して予防を行っています。そんな中の、マスクをはじめとした医療用衛生物品の不足。

マスクの使い回しや、家族に危険が及ばないように自宅に帰れないなどなど、実際にコロナウイルスと現場で戦っている医療者の皆さんの心労は本当に計り知れません。
ですが同時に、自分の働く場所に少なからず安堵してしまう気持ちがあります。陽性だからとかそういうことではなくウイルスに脅威はもはや全ての人に迫っていて、いつどこで誰が感染してもおかしくないこともわかっていますが、それでも実際に陽性の患者さんを支えるために、第一線で踏ん張っている看護師のことを思うと、このわずかな安堵の気持ちがどうしようもなく後ろめたくなっていました。


僕にも、訪問看護として在宅で注力するべき対象があります。
この状況の中で、それでも
第一線で踏ん張ってくれている看護師のみんなのために
できることはないのか。
力になれることはないのか。

そんな思いからこの活動に携わり始めました。

きっかけはそんな自分のもやもやから。
今は本気で医療の現場を助けたいと思っています。

患者さんを支えてくれる医療者。
少しでもその医療者を支える力になりたい。

大きな力もないし
医療崩壊を防ぐ!みたいな大きなことも思っていなかったけど

他人事ではないと思うから、
自分にできることが誰かの一助になればいいなと思っています。

#マスクに想いを
#ArchNurse


クラウドファンディングページは出来上がったら順次Twitterでお知らせして行きますので、どうかこれを読んでくださった皆様、少しだけ力を貸してくれると嬉しいです。


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