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Canon RF 50mm F1.8 STMはじめました

フルサイズでもAPS-Cでも両方いけるRF 50mm F1.8

7月27日土曜日に筑波サーキットで開催されたマツダファンエンデュランスというレースを取材してきました。

7月27日のマツ耐で総合優勝したアウトデルタのNDロードスター

取材させていただいたチームのモータースポーツガレージ アウトデルタさんがなんと最終ラップでライバルに競り勝ち悲願の総合優勝!最高にハッピーなレースとなりました。

そんなアウトデルタさんのレースクイーン、天倉彗さんにレースの合間を縫ってRF 50mm F1.8 STMで撮影をさせていただきました。

EOS R7 + RF 50mm F1.8 STMで撮影

今のところRFレンズの50㎜はF1.8 STMとF1.2 L USMの2種類しかなく、価格差はなんと10倍!筆者の場合、RF 24-105mm F4 L USM、EF100mm F2.8 L MACRO、RF-S 18-150mm F3.5-6.3があるのでRF 50mm F1.2 L USMは必要ない、という判断によりRF 50mm F1.8 STMをチョイスしています。

EOS R7 + RF 50mm F1.8 STM

CPSの会員規定としてEOS系カメラのボディ3台以上、EFまたはRFレンズの合計5本以上というものがあり、その基準に合わせるために購入したという部分もあります。しかし購入動機はどうあれ、ポートレートに向くレンズであるのは間違いなく、買ってよかったと思います。

EOS R + RF 50mm F1.8 STMで撮影

RF 50mm F1.8 STMの特徴

RFレンズはフルサイズとAPS-Cサイズのどちらにもフル画素で使えます。APS-Cサイズではセンサーサイズに対してイメージサークルが大きくなるので画角は焦点距離の1.6倍相当となり、この場合はフルサイズ80mm相当の画角となります。
ところで下の2枚の写真、フルサイズのEOS RとAPS-CのEOS R7で撮影したものですが、どちらがフルサイズかわかるでしょうか?

RF 50mm F1.8 STMで撮影
RF 50mm F1.8 STMで撮影

上がAPS-C、下がフルサイズでの撮影となります。見分けるポイントは背景ボケでも画角でもなく、実は周辺光量の落ち方です。RF 50mm F1.8 STMはイメージサークルいっぱいのフルサイズの際にF2.8より開放に近い絞りで撮ると周辺光量が若干落ちます。APS-Cで撮るとイメージサークルの中央部のみを使うので周辺光量が落ちません。それにより充分に引きがあるところではAPS-CでもRF 50mm F1.8 STMは活躍してくれます。

EOS R + RF 50mm F1.8 STMで撮影

どちらのカメラで撮ってもわかるRF 50mm F1.8 STMの特徴は描写の柔らかさだと思います。仕事で写真を撮っているとシャープさというか切れ味を重視するクセがついてしまい、切れ味で行けばLレンズを選んでしまいます。最近推しているRF-S 18-150mmもLレンズほどではないにせよ、かなりの切れ味を持っています。
ただし撮る対象によっては柔らかさが欲しい時もあります。特にポートレートなどでは柔らかさが必要になることは多いのですが、フィルターやレタッチアプリで柔らかさを求めると大げさ過ぎることもあります。そんな時にRF 50mm F1.8 STMはちょうどいいレンズと言えるのではないでしょうか?

EOS R + RF 50mm F1.8 STMで撮影

撮影させていただいた天倉彗さんはスーパー耐久のレースアンバサダーや桶川サーキットクイーン等のレースアンバサダーやモデル、そしてコスプレイヤーとしても活躍しています。昨年、2023年の東京ゲームショー2023ではバンダイナムコの鉄拳8、リン・シャオユウの公式コスプレイヤーとしてステージで大活躍をしていました。X(旧twitter)はhttps://x.com/amakura_suisuiです


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