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46歳でUbie Discoveryに転職しました

※この記事はUbie Discoveryアドベントカレンダーの延長戦、Ubie Discovery無限アドベントカレンダーの投稿です。

こんにちは、Ubie Discoveryにアナリティクスエンジニアとして入社したmatsu-ryuです。これまで転職は複数回していますが、こういった記事を書くのは初めてです。
今、何かを始めたいけど
「自分には無理なのでは?」
「やりたいけど、今ではない気が、、、」
「もう年だし、もう少し若ければ、、」
のような、「本当はやりたいこと」があるのに、もう一歩踏み出せない人にとって、少しでも参考になればと思い、この記事を書きました。

これまでの経験

 SIer4社(独立系、ユーザー系、パッケージ開発系)で16年間、DeNAで約8年間、計5社で働いてきました。
SIer時代に複数のWeb系企業で働いた経験があり、自社プロダクトを自社の技術力の高いエンジニアで開発している環境が良いなと思い、DeNAに転職しました。

 DeNA時代の前半は、エンジニアマネージャーとして決済代行サービスの運用・開発に従事する傍ら、「これからは、データ・AIの時代が来る!」という、世の中の流れと、個人的な好奇心で、データサイエンス(統計学や機械学習)の独学をしていました。
 独学を始めてみたものの、当時(2016年)は今より、初級者向けの情報・書籍が整備されておらず、書籍を理解するのに苦労しました。大学は理系であるものの、数学の知識が抜け落ちており、何度か挫折しそうになりつつ、社会人向けの数学スクールにも通い、書籍を理解できるようになりました。  
 理解が進むと、「データサイエンスの知識を実務に活かしたい」、という気持ちが芽生え、DeNAの社内異動制度(シェイクハンズ制度)を利用して、ヘルスケア事業部に異動しました。

 ヘルスケア事業部に異動後は、データサイエンスグループにて、「ヘルスケアアプリの利用者が、本当に健康になっているか?」のエビデンス作りのための分析や、分析するためのデータ分析基盤の整備、データ利活用のための仕組み作り等、データ基盤のエンジニアリングから分析のレポーティングまで、望んでいたデータサイエンスの実務経験を積むことができました。

このままで良いか?何を変えるべきか?

 時が経ち、異動から4年経過した自分は、46歳になっていました。
事業部の中では、古株の部類に入り、扱うサービス・データにも慣れてきて、良い意味でも悪い意味でも、「全力でなくても仕事が回る」状況となっていました。良く言えば「安定している」、悪く言えば「あまり頭をつかっていない」。
また、事業的にも、mustとして要求される業務と自分が望む業務とのズレを感じるようになり、

「このままで良いのだろうか?」
 これまでも、何度か過った思いではあったのですが、もう40代半ばだし、子供もいるし、転職はリスクあるし、DeNAという環境も良いし、一時の気の迷いであろう、と自分を納得させていました。

 一方で、このまま時間が経過して、ずーっと、「このままで良いのだろうか?」と思い続けるのは、辛いことでした。
 2021年度の途中で、「今年度は、今やっていることに集中し、年度終了時点で改めて考えてみよう」ということにしました。

転職活動を開始

 そんなこんなで、2022年3月を迎えました。
やはり「このままで良いのか?」思い続けるは辛すぎる。

 仮に、2年後転職しようとすると48歳になっているわけで、2年で現状の環境での経験を積み重ねても、年齢が重なることと比較して経験値がupしたことをアピールできない。確実に今より厳しい環境になっているということは想像に難くない。

ということで
「転職活動をしてみよう」
となりました。

Ubieを知る

 いざ、転職活動をしようと思ったとき、まず、考えたのは、「自分は何を得たいのか?」でした。プロダクトの力で人々を健康に導くというヘルステック業界は、「自分の技術を社会貢献に活かしたい」という思いと合致していました。また、これまでの経験も強みになると考え、ヘルスケアという事業ドメインはそのままで良いと考えました。
 自分に足りていなくて積みたい経験としては、データを利用したプロダクト改善サイクルを回す一連の業務経験でした。ということで、優先する転職条件は、「強いプロダクトを持ち、データ駆動で、プロダクトを改善しつづける組織」であることでした。

 一方、自分が現状持ち合わせているスキルを、活かせるか?という観点でも考えました。昨今、データアナリスト/データサイエンティストと一括にしても、そこで働く人のバックグラウンドは様々であり、前職のDeNAでもデータ分析業務のロールを細分化するようになっていました。自分は、エンジニア出身のデータ活用人材なので、「アナリティクスエンジニア」というポジションで働いていました。ということで、「アナリティクスエンジニア」で検索してみたところ、当時google検索で1番上に表示された会社がUbieでした。
 
 アナリティクスエンジニアを明確に定義している組織は、まだまだ少ないです。一方で、データエンジニアとデータアナリストの間に落ちるような役割・業務は多々あり、それを言語化して募集をかけているUbieに興味を持ちました。
 
 Ubieを調べる中で、組織開発に相当、資源を投下してそうだなと感じ、その点にも興味をもちました。特に、「上司なし、評価なし、業績評価はみんなで分かち合う」という斬新で割り切った仕組みが自分の性分に合うと感じ、この環境なら、余計なことに振り回されることなく、「テクノロジーで人々を健康に導く」ことに集中できそう!そして、なにより「面白そう!」と感じました。

 自分が得たい「強いプロダクトを持ち、データ駆動で、プロダクトを改善し続ける組織」であることと、自分が現状持っている知識・スキルが活かせそうということで、Ubieへの転職を決意しました。

Ubieに入社してみて

 入社してみて感じたことは、とにかくオンボーディングが手厚いな!ということでした。組織が小さい間は、オンボーディングは疎かになりがちですが、Ubieはそんなことはなく、情報量が豊富で、後から入った人でも事業の経緯や今後どこに向かっているのか?がわかるようになっています。また、1人に対して、業務面とカルチャー面で1名ずつメンターがつき、入社後の立ち上がりを全力でサポートしてもらえます。
 
 プロダクトとしては現時点でも、Ubieの症状検索エンジンにより、様々な疾患に気づき、適切な医療機関に、送り届けることが出来た実績があります。社会課題の解決に貢献できているプロダクトだと感じています。
 今は病気になって初めて利用するプロダクトですが、ヘルスケアに関する課題を感じたときに一番にアクセスするサービスに発展させていきたいです。その結果、多種多様な人の健康関連のデータが集まり、それを利用することで、まだ解決できていないヘルスケアの課題が解決できるのではないか?と期待しています。と同時に、自分のスキルをこういった、世の中の社会課題解決のために利用できることに、やりがいを感じています。

最後に

 どんな選択をしても(転職してもしなくても)、「これで良かったのだろうか?」と迷うことはあると思います。しかし、自分の人生に関して選択するのは自分しかいなく、大切なのは「選択した事」を後悔しないために、過去の選択が「正しかった」と証明するために、今に集中して頑張りつづけることではないか、と思っています。

何かを、始めるのに遅すぎるということは、ありません。
 何歳からでも新しいチャレンジはできます!
「何かを始めたい」と思ったその時が、最適なタイミングです。

Ubieでは、今後もプロダクトを拡大させていきます。データ駆動でプロダクトを改善しつづけたいと思うからこそ、データアナリスト/エンジニアの力が必要です。一緒に働く仲間を探しています!

興味がある方は、ぜひカジュアルにお話しましょう!!
twitter:@matsu-ryu

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