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山雅発の食品ブランド「あやまる」第一弾商品、「あやまるまん」が誕生


2018年に立ち上がった、松本山雅FC(以下、山雅)のホームタウン活動「スマイル山雅農業プロジェクト」

青大豆「あやみどり」の栽培を通じて「遊休農地の活用」・「地域住民の交流活性化」・「青少年の育成」に貢献できるよう取り組んでいます。

2020年10月、そのスマイル山雅農業プロジェクトから「あやみどり」を使った、地域の子どもたちを笑顔にする食品ブランド「あやまる」が誕生
山雅のホームタウンである松本市内、安曇野市、塩尻市、山形村の11箇所にアンケートBOXを設置して、その第一弾となる商品アイデアを募集しました。


「あやまる」とは
「あやまる」は、スマイル山雅農業プロジェクトで栽培した信州塩尻で生まれた緑大豆「あやみどり」を使ってつくられる、新しい食品ブランドです。松本山雅のホームタウン(松本市、塩尻市、山形村、安曇野市、大町市、池田町、生坂村、箕輪町、朝日村)を中心とした地域の子どもたちに、地域の農産物をおいしく食べて食の大切さを学んでもらうことを目的に、2020年秋にスタートしました。


応募の数は100件を超え、あやまるのロゴキャラクターを見立てて見事なイラストを描いてくださったり、「こんなブランドにしたい」という熱い想いを言葉で表現されていたりと、想いの込もったアイデアが地域の皆さまからたくさん集まりました。


見て、食べて、思わず笑顔になる「あやまるまん」誕生!


「栞日」菊地徹さん、信州大学経法学部・遠藤幹夫教授とゼミ生の皆さんにもご協力いただき、「地域の子どもたちを笑顔にする」という基準で審査が行われました。

そしてたくさんの応募の中から、ホームタウン在住の中学生・伊東えみりさんが考案した「あやまるまん」があやまるブランド初の商品に決定しました。
試作を重ねながら、約2ヶ月半の開発期間を経て完成し、3月3日(水)に記者発表が行われました。

審査員・星野亜紀子コメント(松本山雅 経営企画室)
審査に公平性があるよう、さまざまな世代による審査委員を編成しました。100件以上ものアイデアをお寄せいただき、審査も白熱。わたしたちもアイデアを議論し、商品化しやすいものという観点ではなく、チャレンジングでありつつも「地域の子どもを笑顔にする」という軸をぶらさないように審査を行い、最終的には「あやまるまん」が第一候補になりました。
伊東さんの原案イラストはわれわれに、夢と希望を持たせてくれた強さがあります。商品化まで試行錯誤がありましたが、宮下製氷株式会社さまの尽力のおかげもあり具現化されていくそのスピード感には圧巻されました。「これは売れるに違いない!」最後まであやまるのキャラクター性と原案イラストが私たちを引っ張ってくれました。

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記者発表会の様子

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完成したあやまるまん

あやまるまんは、「あやまる」ロゴをかたどった中華まんです。さっぱりとしたしお味と、甘味噌風味のみそ味の2種類があります。長野県産小麦粉を使用した生地の中に、あやみどりの煮豆と南信州豚のひき肉で作ったあんが入っています。緑色のさやの部分にも、あやみどりをペースト状にしたものを使用しています。宮下製氷冷蔵株式会社(飯田市)のご協力のもと、地元産食材、無添加にこだわった商品になりました。

地域の食材をふんだんに使い、栄養バランスもばっちりで、見ているだけで思わずにっこり笑顔になれそうなあやまるまん。
多くの地域の子どもたちに喜んでもらえるよう、徐々に販売を拡大していきます。

あやまるまん 考案者にインタビュー!

あやまるまんのアイデアを思いついた塩尻市の伊東えみりさんに、発案秘話やあやまるまんに込めた想いをお聞きしました!

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伊東さんが描いた「あやまるまん」原案イラスト


ーー「あやまるまん」を思いついたきっかけは何ですか?

キャラクターのような「あやまる」のロゴがそのまま商品になったらかわいいなと思い、形から考えて作りました。

ーーあやまるまんにどんな想いを込めましたか?

あやみどりの味や緑色を感じることができる、身近な食べ物にしたいと思いました。見た目や食べたときの様子を考えながら、みんなが笑顔になるようにと想いを込めました。

ーー今後あやまるまんがこんなところで提供されたらいいな、という希望はありますか?

学校給食で提供してもらえたら嬉しいです。地域で育った食材に興味をもつきっかけになればと思います。

また、その場で食べられるだけでなく、お土産として持ち帰れる冷蔵や冷凍のあやまるまんがあったらいいなと思いました!

ーー伊東さん、改めて素敵なアイデアをありがとうございます!

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アンケート回答時に描いてくださったイラスト

後日、宮下製氷冷蔵さんのご厚意で、あやまるまんを考案した伊東さんに、商品化されたあやまるまんがプレゼントされました。伊東さんからは「食べたがっていたおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に食べたいと思います」とお礼の手紙をいただきました。

3/14(日)にあやまるまんが初めて販売されました!

3月14日(日)、ホームゲーム開幕戦のスマイル山雅農業プロジェクトブースで、しお味、みそ味合わせて400個を限定販売。行列ができるほどの人気で、試合開始前に完売しました。

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食べた人からは、「キャラクターの顔がかわいくて癒される。」「あやみどりの食感が感じられて、甘しょっぱい味がとてもおいしい」という感想をいただき、大変好評でした。

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この日がホワイトデーだったこともあり、「奥さんにあげるんだ」と、何個も買っていかれる方も。販売していたスタッフも思わず笑顔になりました。

春の陽射しの中にも時々強い風が吹き少し肌寒いなか、ほかほか温かくワンハンドで食べられるあやまるまんは、観戦のおともにぴったりでした。


今後も地域とともに「あやまる」を育てていきます

今後も「あやまる」ブランドでは、地域の皆さまと一緒に、子どもたちが笑顔になれる商品を展開していきます。早速、第二弾、第三弾商品について企画考案中です。

引き続き、商品開発に協力してくださる企業を募集しております。「地域のために何かしたい」「山雅と一緒に商品を作ってみたい」と考えてくださっている皆さま、ぜひ下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

【お問い合わせ先】
松本山雅PR事務局:matsumoto-yamaga@cfquod.jp


ライティング:quod,LLC 宮本倫瑠
編集:quod,LLC 柴田菜々


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