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社長note【喫茶山雅が出来ること】

喫茶山雅_外観写真

2017年2月25日、約40年の時を経て松本市大手「緑町」に復活したのが、クラブが直営する「喫茶山雅」です。

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かつてこの場所に集ったサッカー好きの常連さんに、店のオーナーである山下さんがユニフォームをサプライし、「山雅サッカークラブ」がこの世に誕生しました。

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更に2022年6月9日飯田店がオープンしました。

飯田店設立経緯については、以前このnoteで示させて頂きました。
今回は「OneSoul 原点回起」というシーズン最中、喫茶山雅が出来る役割について伝える機会を頂こうと思います。
コロナ禍で試行錯誤し、出来ることを見い出したという点において、トップチームの選手・スタッフへの食事提供についてまずは触れさせていただきます。文字にすることは難しいと感じ、広報部長にこの為の動画を作成してもらいました。この場を借りて曽根原部長ありがとうございました!

選手やコーチングスタッフとのコミュニケーションの中で、希望メニューを現場でリサーチし、時には「喫茶山雅 選手プロデュースメニュー」開発に向けた相談の場で個別ニーズを引き出しながら、基本週2回の昼食提供を準備してくれています。その準備にあたっては、大月シェフだけではなく喫茶で働く全てのメンバーのサポートがあって成り立っています。一方で、必要な栄養素や調理方法については大月シェフがプロとしての検討を深め、提供してくれます。
喫茶スタッフの現場に寄り添う気持ちが、ここまでのアップデートに繋がりました。はじまりはトップチームの現場から選手の昼食をサポートしたいという話があり、コロナ禍で苦しんでいた喫茶山雅として対応できないかクラブ内で鋭意検討し、更にトレーニング後に速やかに提供したいという思いでケータリング方式となりました。欲を言えば、隣接したクラブハウスでトレーニング後に温かい食事提供が出来ればベストですし、将来的にはユースアカデミーの子どもたちにも同様に食事提供ができないか、一日も早く運用できるように検討を進めています。
そして選手の健康管理、疲労回復含めたサポートはもちろん、コロナ禍で難しいながらもオフザピッチでのコミュニケーション機会創出にも繋がっています。今は黙食が推奨されている世の中ですが、昔から「同じ釜の飯を食う」という言葉もあります。チームやクラブの一体感に繋がる食事機会になっていくことが理想形だと思っています。
アスリートを支える上で「食」は重要なことは言うまでもありませんが、喫茶山雅事業立ち上げ時には見えなかった、より現場に近いところで選手達の「食」をサポートすることが出来るようになりました。一方で、ファンサポーターで賑わうお店という意味では、コロナ禍含めてその在り方に苦労しているのも率直な現状です。
更に、ファン・サポーターの皆様とクラブを繋ぐ架け橋になる・・・そんな存在を目指して在り方を検討し続けたいと思います。当初の計画に比べるとグッズ販売は大幅に伸び、チケット購入やパブリックビューイング、お問い合わせ窓口としての機能も喫茶山雅の役割となってきています。
コミュニティの創出、中心市街地活性化、強いチームを支える事業拡大の3つの柱で立ち上がった喫茶山雅復活。毎年の業務改善はもちろん、喫茶山雅事業で得たスポンサー様含めた収入は新しいチャレンジをしたからこそ生み出されたパワーになっています。成功の反対はチャレンジしないこと。常にクラブとしてチャレンジすることで、必ず応援していただく皆様に恩返ししていきたいと強く思います。

最後になりますが、喫茶山雅を改めてよろしくお願いいたします!

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