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「ユニコーン企業のひみつ」を読んだ感想

最近「より生産的に、より結果を出す組織」の状態を考える機会が多くなったので、何かのヒントを得られればと思ってこちらの本を読みました。

最初に

自分の場合は新規プロダクト開発などに関わっているので、この本でいうスタートアップの取り組み方の方が相性が良いです。そのため、これからnoteに書くことはスタートアップ型のタイプの視点で感じたことを書いていきます。

答えがわからない、不確実なコトへのアプローチ

従来型のエンタープライズのやり方だと、機動力がないやり方になってしまうので、計画プランを「発見と学習」を重視したものにして、よりトライし、学習機会を多くすることが成功につながる。という文脈にはとても納得がいった。

チームがミッションベースで、自律/権限移譲ならびに信頼された状態で動けるようになることも理想系だと思った。このあたりについては、普通の企業で100%完全に実現することは難易度高いので、少しずつでも自分の環境に取り入れることが重要だと感じました。

①一度に全てをすることは難しいので、個人的には「自律」→「権限移譲」→「信頼」の順で少しずつ勝ち取るしかないと思います。
②この「自律」の状態はとてもレベルが高い状態だと思うので、個人の能力/チームとしての熟練度などを①と同時進行で上げていくしかないのかなとも思いました。

組織構成について

組織のスケールに合わせて、組織構成を変えていく取り組みについては、自分の置かれている環境でも課題になっているので、参考になりました。

特にミッションベースで組織を整理しつつ、同時に専門性/興味分野でもつなげていく構造は面白かったです。今までの自分の環境だと、「専門性」 or 「興味分野」のみだったので、どちらもやるのもアリかもしれないと思いました。

あと同時に良いなと思ったことは、各組織のマネジメント機能がきっちり設置されている点です。組織数が多くなってくると、目が行き届かないところも出てきやすくなると思いますので、気をつけたいなと思いました。

自分の所属している会社の組織文化

国柄や会社によって文化は違いますが、改めて自分の所属している組織の文化ってなんだっけ?と考えるきっかけになりました。「こういう組織でありたい」「こういう行動ができるといい」みたいなものを自分たちの意思で描けてないし、まだまだ言語化できていないので、考えてみたいなと思いました。

終わりに

いつもは本を読んでそのままなのですが、こういう風にまとめると、自分の頭の中も整理されて良かったです。また機会があったら、まとめてみたいと思います。

最後になりましたが、個人的には良いと思ったレビューをご紹介します。


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