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不動産業界へのコロナの影響は???

全国に緊急事態宣言が出され、今後消費にどのような影響を及ぼすのか?

生き残るためになにをしなければいけないのか?

僕の尊敬するメンタリストDaiGo先生は「問題・トラブル」が起きたときに「多くの人がとる行動」として

①逃げる

②何とかなるだろうと思い、何もしない

の二点を挙げられています。①と②の行動では現状なにも変わらないので大事なことは

③立ち向かうこと

であるとDaiGo先生は言われてます!

「立ち向かう」とは、どういうことなのか?「立ち向かう」とは「明確化すること」だそうです。

コロナウイルスの影響により、不動産業界にどんな影響があるのか?

リーマンショック前後のことを調べれば、その影響をすこしは「明確化」できるのではと思い、リーマンショック前後の情報を集めてみることにしました!

2008年(平成20年)に起きたリーマンショック!さまざまな業界に影響を及ぼしたリーマンショック以上のことが、コロナウイルスによってもたらされようとしています。

僕はリーマンショックが起きる一年前に大学を卒業し、社会人となりました。右も左もわかっていなかったので、リーマンショックが社会にどのような影響を与えていたのかいま考えても、思い出せません(笑)

リーマンショックが不動産業界に及ぼした影響を振り返り、コロナウイルスに立ち向かえる武器を手にできるかもと思い、リーマンショック前後の

「売買による所有権移転の件数」

「新設住宅の戸数」

「各エリアでの路線価」

を調べ、不動産業界・建築業界で働く皆様のお役に立てればと考えております!

僕個人の考えがかなり入っておりますので、あくまでも参考程度にお願いします(笑)

「売買による所有権移転の件数」下記サイト参照。


登記件数 売買

売買による件数

紫のグラフが売買による所有権移転の件数です。

2007年・144万件→2008年・129万件→2009年・117万件→2010年・115万件→2011年・113万件→2012年・120万件

前年を上回る件数になるまで4年かかっています。2007年から2009年の二年間は10%ずつ件数が減っております。

今年・来年とどの程度の水準まで落ち込むかわかりませんが、不動産売買の件数は減少すると推測されます。

「新設住宅の戸数」下記サイト参照。


着工棟数

リーマンショックは平成20年に起きましたので、翌年には全国で約26万戸減少しています。

松山でもリーマンショック後の一年間で4,466戸から2,805戸へ1,661戸減少しています。

仮に一棟単価が1,500万円であった場合、1,500万円×1,661棟=約250億円が損失された計算となります。建築業界にとってかなりの痛手であったことが推測されます。

持ち家の減少は100棟(9%)程度ですが、「貸家」「分譲住宅」は50%以上減少しています。

着工棟数グラフ

グラフでみると分かりやすいですが、全国的に見ても「貸家」「分譲住宅」は減少幅が大きいです。

「持ち家」の影響はもしかしたらそこまで出ないかもしれません!

平成18年から平成19年の全国で25万戸減少なのは、消費税の増税かなとおもいましたが、調べてみると「改正建築基準法の施行」による減少のようです。

コロナウイルスも「貸家」「分譲住宅」に大きな影響を与えそうです。

「各エリアでの路線価」下記サイト参照。


これは松山市の中心地から僕が主に不動産を取り扱っている松山市城北部をメインに調べました。

「大街道」

大街道 地価

「一番町」

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「緑町」

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「清水町」

清水町

「中央」

中央一丁目

「山越」

山越

「姫原」

姫原

「東長戸」

東長戸

「吉藤」

吉藤

「福角」

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「堀江」

堀江

松山市の中心地ではリーマンショックが起きる2.3年前までは地価が上昇しておりましたが、リーマンショック後は地価が下落しております。中心地の地価はこの4.5年上昇傾向でしたが、今回のコロナウイルスの影響で下落することは間違いないものと思われます!

住宅地については、バブル崩壊以降ずっと下落が続いておりましたが、リーマンショック後は、下落率がさらに大きくなっております。平均すると3年間で約10%地価が下落しています!

「私見」

コロナウイルスの影響により、消費マインドはかなり低下し、不動産業界・建築業界はこれからどんどん影響を受けていくと思います。

「先が見通せない」から家を建てるのはやめておこう。

「先が見通せない」から中古住宅の購入は見送ろう。

需要と供給のバランスがますます崩れ、今後不動産価格は下落していきます!

冒頭に申し上げたとおり①逃げる②なんとかなるだとうとなにもしないのではなく③立ち向かうことが大事であると思います!

コロナウイルスにより最初にダメージを受けた飲食店も「顧客が来店しない」という問題点に立ち向かい、明確化することで「テイクアウト」に切り替え、「自社ECサイト」作成し、コロナウイルスと戦おうとしています。

僕も飲食店の皆様を見習い、コロナウイルスに立ち向かい、問題を明確化し、(コロナは強敵だから立ち向かうだけではなく、コロナと共存することを考えたほうが良いのかなとか考えながら(笑)

このリーマンショック後のデータがコロナウイルスに立ち向かうことの一助になるかなと考えてます!

自粛ムードにより、「家」にいることが増えたと思います。コロナウイルスにより、「あ~、もう僕終わったな~」と考えたこともありますが、そんな僕に戦う勇気をくれた友人がいます。

友人T君「ずっと家におって、家族と過ごす時間てほんと大事やな~と思ったわ、家族守るためにも家がほしいな~と思ったね、外でお金使うより家を充実させたいな」

と言われ、逆にチャンスなんじゃないかと思うようになりました!

・学校が休みのいま、子供たちは暇を持て余しているはずです。そんな子供たちが遊べる広い庭が欲しい

・テレワークできる書斎がほしい

・体を動かすためのトレーニングルームがほしい

・家族が病気になったとき、他の家族に移さないために看病する部屋がほしい

このようなニーズが増えてくるのではと考えています!

①逃げる②なんとかなるのと思い、何もしない

のではなく、今後起きるであろう問題点に

③立ち向かい、明確化すること

この状況を乗り切りたいと思います。

不動産は「動かなくなる」といろんな方から言われますが、「動かなくなる」ということはありません。

「動きが悪くなる」だけです。

もしかしたら逆にチャンスかもしれません!

コロナウイルスに悲観しすぎず、仲間と手を取り「立ち向かって」いこうと思います!

はじめてのnoteの記事で読みにくいところあったと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました!





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