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みんなが言いにくいことを書く Kindle作家という肩書きについて考える件

空気を読まない
これを信条にして半年あまり。
リアルの仕事でも、SNSでも前と比べて
「あ、嫌われたな」
・・・と思う場面は増えました。

でも自分の “素” を出して嫌われるのであれば
それはそれで仕方ありません。
だって。

『他人の気持ちなんてコントロールできない』

これ結構 カン違いしている人多いですよね。
仕事でも家庭でも恋愛でも。

「わたしが尽くしていれば いつかあの人も変わってくれる」

これが起こる確率は極めて低いし、
あなたの思いが強ければ強いほど、相手は逆の方向へ走ります。
めんどくさいですが、人間関係とは大体そんなものです。

・・・ということで、
そんなことに時間を使うのもバカバカしいので
せいぜい 空気を読まずに振舞って、嫌われたら嫌われたでしゃーない
ぐらいの方がなにかと気楽ってもんです。

前置きが長くなりました。
タイトルの「みんなが言いにくいことを書こうと思う」
ズバリ書きます。

安易にKindle作家と名乗る人が多すぎる

うわ、コイツ言いやがった。
・・・って感じですよね。
でもねえ、自分でもKindle本を書き始めて半年ちょっと
ずーーーーっとモヤモヤしていたんですよ。

じゃあお前はどうなの?

僕は現状12冊のKindle本を出版しています。
こちらTwitterの肩書きです。

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『ミツ@品質を守るKindle作家(12冊出版中)』

12冊書いたし、このぐらい名乗ってもいいかなと思って書いてます。
でもちょっと前までは・・・

『ミツ@暫定Kindle作家✖ウーバー配達員』

・・・てな時期がありました。
Kindle本を4~5冊出版した頃だった記憶があります。

Kindleの世界には、20~30冊、出版している強者がゴロゴロいます。
そんな中で、堂々と『Kindle作家』と名乗るのが恥ずかしかったんですね。
で、『暫定』とつけてお茶を濁したワケです。

1冊出版しただけでKindle作家なの?

名乗るは勝手だし、
肩書きって大事ですから『箔をつけたい』という気持ちも分かります。
日本人って肩書きに弱い人多いから。

ウダウダと書く前に、Twitter界のバケモノをご紹介しましょう。

こちらの方です。

スクリーンショット 2021-08-16 070836

おでんさん。
一般企業のサラリーマンでありながら、フォロワー5万人オーバー。
まあ繰り返しますけど、バケモノです。

そんなおでんさんが出版しているKindle本がこちら。

『Twitterの伸ばしかた
 10ヶ月で2万人と繋がれた私の、これだけは抑えたい10のこと』

これはよくできた本で、
今年2月に出版されると、爆速で売れ、Amazonレビュー600超え。
個人のKindle本としては恐ろしい数字をたたき出します。

そんなベストセラー本を出版した おでんさんですが、
肩書きをみると・・・『Kindle作家』なんて一行もなし。

なぜなら おでんさんが出版したKindle本はこれ1冊。
Kindleにフルコミットしているワケじゃないからです。
先日、Twitterに関するBrain教材をリリースしてました。

つまり『Kindle作家』という肩書きは自分にはふさわしくないし
メリットがほとんどない、と自覚してるからです。

でもTwitterを見回すと1冊出版した途端に『Kindle作家』と名乗る人が
結構います。
名乗ることは自由です。
でも果たして、その肩書きがその人にとってプラスになるのか?
・・・と考えた時、ぼくは「ならない」と考えます。

あなたが『Kindle作家』という名乗るアカウントを見つけました。
「お、どんな本を書いているのかな?」と思って
プロフィールからAmazonに飛ぶと・・・
そこにはKindle本が1冊ポツンとあるだけ。

正直、どう思います?

いまあなたが感じたことが答えです。

一応言語化すると。
「1冊出しただけで作家なの?」
「きっと肩書きが欲しかったんだろうな・・・」
「こんなに簡単になれるなら、Kindle作家なんて大したことないな」

繰り返します。
名乗るのは自由です。でもその肩書きはあなたにとってトクじゃない。
・・・と僕は思うんです。


こういうことを書くと
「お前キライ!」
・・・っていう人がまた増えるでしょう。

でもモヤモヤしたまま過ごすのも
なんかイヤなので書いちゃいました。

Kindle作家に限らず、
みなさんもSNS上における『自分の肩書き』
一度見直してみて下さい。

きっとあなたにフィットしたものがあるハズです。


読んで頂き ありがとうございます!






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