【省察】Xデザイン学校2022年ベーシックコース_#05 ペルソナ/シナリオ法

あっという間に5回目・・・!😲

浅野先生のリフレクション

UX、調査、マーケティングなどをやる意味とは?
サービスが成功するには「運」と「縁」が大きいのではないか?との問いに対して、失敗の積み重ねによる知見が次の判断の元になるとのこと。
成功するにはあの手この手が必要。なんでも試す。稼ぐとはあの手この手(トライアンギュレーション)、という言葉が印象的だった。
デザイン思考やUXを学んでいると、とてもきれいなものだと思っていたけど、成功するには泥臭さが大切なんだと思った。

「筋の良いビジネスモデルとは?」
クライアントのビジョン・パーパスの再定義だけでなく、「ありたい未来と現状のギャップ」を埋めようとすること。
ここで理解を深められたのが「Unlearn」。
今までの授業の中で教わった言葉で、必殺技を捨てることが大事だと学びました。
その時は「なるほど!」と思ったのですが、今回課題をやっている中で、「自動車会社の人間は自動車のことは年中考えているのだから、必殺技(自動車)を捨てないとだめ」と先生がおっしゃっていて「なるほど、どういうことか!!」と腑に落ちました。
自動車会社のサービスを自動車の切り口だけで考えるのは甘いんだなと思いました。
自動車以外の切り口だけどパーパスにも沿っていて、ありたい未来と現状のギャップを埋められるサービスを目指したいと思いました。
(切り口は自動車だったとしても、スケールするビジネスモデルを考えなければ。。)

「データがないと問診が正確にならない」
いろんな方法で見つけてからインタビューしないとダメだ、という言葉は耳が痛かった。
インタビューシートを埋めるためのインタビューになっていたんじゃないかと反省しました。

正統ペルソナ/シナリオ法

100%の人を満足させるより、10%の人が100%満足することが大事。
(少数の喜びは実は大勢に喜ばれる可能性がある。)
ただ、「特定のユーザに引っ張られてはいけない」とのことだったので、ここの見極めが難しいなと感じたし、どうやって判断するのだろうと今更ながらおもた。(インタビューしてトライ&エラーを繰り返すのかな・・?)
キャリーバッグの例やポストイットの例が分かりやすかった。

インタビューイを選ぶ時点でビジネスモデルが確立している。
このインタビューからビジネスモデルを考えるとユーザーに寄りすぎてスケールしないワナに陥る
浅野先生

以前実務で、某デザインカンパニーと一緒に「既存ユーザーへのインタビューから新規ビジネスを考える」ということをやったことがあり、結局インタビューイにしか刺さらないサービスモデルになってしまったことがあったことを思い出した。「個人の特殊な行動に着目しすぎ」てしまった結果である。
その時は、新しいサービスはそうそう見つからないもんだよなあ〜くらいにしか思っていなかったけど、講義を受けてそもそものやり方が間違っていたのではないか…?と感じた。
ビジネスモデルがあってのインタビューが正解とのことで、これもとても腑に落ちた。

上位下位分析

カードは体言止めで書くのではなく、動詞を使って情景が目に浮かぶように書くのが一般的とのこと。確かに名詞で終わる文章だと行間が読めないなと感じた。職業柄、文字を削ぎ落とすことを普段やっていて体言止め大好き人間になっていたので注意したいと思った。

ファクト→行為目標や価値→上位ニーズ→最上位ニーズ
とカードを行ったり来たりさせながらワークを行ったが、これが思ったより難しかった。でもメンバーと話し合いながら進められたのでとても深い学びにつながったと思う。

「上位ニーズ」の部分で、先生が上位ニーズはグローバルナビと一緒とおっしゃっていてとても分かりやすかった。グロナビは最大でも5個(覚えられないから)なので上位ニーズも5個ぐらいにしておくのが良いとのこと。

インタビューが上手くなると分析が上手くなるので練習するしかないとのことなので、インタビューの場数を増やしたいなと思った。

先生に、既存サービスの改善をするときも同じようなやり方なのか思い切って質問してみたら、その答えはNO!とのこと。
そのサービスを使わせて観察したり、既存ユーザー以外にもそのサービスを使ったことのない人から聞く方法もあるらしい。
確かに、既存ユーザの話だけ聞いていても偏りが発生しそうだなと感じた。

最後に

自分達のチームの講評も聞けてよかったです笑
上位下位分析で行為目標や価値を抽出するのは思っている以上に言語化するのが難しかった。でもなんとかこの苦しさを理解レベルに持っていけるように頑張りたい。そしてみんなで解脱したいです!
引き続き頑張るぞー!

2022/09/17受講


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