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ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズという3つのバンド

 結論から言うならば俺はこの3つのバンドがどれも好きだ。すべて、ヒロトとマーシーの二人が在籍した(している)バンドだ。3つのバンドのほとんどの曲をヒロトとマーシーが作詞作曲している。今日はこの3つのバンドを好きになった流れについて書きたいと思う。ブルーハーツを好きという人は多いと思うが意外と

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まずブルーハーツを好きになる

 俺はまずブルーハーツを好きになった。とにかくブルーハーツはすごい。言葉でどれだけ説明しても、説明できることはないだろうと思うほどに。そしてブルーハーツを好きになって、ブルーハーツのすべての曲を一通り聞いて、ヘビロテして、だいたいの曲は100回以上聞いたくらいになった。

壁にはじかれる

 そこで、そろそろクロマニヨンズも聞いてみるかと思った。ヒロトとマーシーがいるわけだから、絶対好きになるだろうと。活動中だからライブにも行けるし。しかし聞いてみると、「これじゃない感」があった。じゃあハイロウズは?と思い聞いてみたがこれもピンとこなかった。この楽曲好き!とかならずに、またブルーハーツに戻ってしまった。この当時はなぜブルーハーツしか受け入れられなかったのかわからなかったが、今ならなんとなくわかる。俺は魂の叫びが聞きたかったのだ。

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ハイロウズ、なんかいい

 こんな風に「ハイロウズやクロマニヨンズを聞く→なんか違うからブルーハーツに戻る」みたいのを2回くらい繰り返した後だろうか(この期間およそ1年)。「どうせまた無理なんだろうな」みたいな気持ちでハイロウズを聞いた。なんかよかった。理由はわからないが、よかった。全部のアルバムを良いと感じたわけではなかったが、確かに好きといえる楽曲、アルバムがあった。ブルーハーツのように直接的なメッセージはなかったが、ハイロウズの歌詞にピンとくるようになった。キーボードの音もすげぇよかった。「ハイロウズも好きになったんだ。じゃあクロマニヨンズも。」と思いクロマニヨンズを聞いたが挫折。まだ駄目だった。 

クロマニヨンズ、いいな

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 クロマニヨンズを聞いてははじかれるみたいなのを何回しただろうか。2年くらい壁にはじかれ続けた。そんなある日、BIMBOROLLというアルバムが出たということで聞いてみた。あれ、クロマニヨンズ良いぞ。というか、このアルバムめっちゃいいぞ。その勢いで1か月後にあるクロマニヨンズのライブチケットを購入した。それが人生初のライブだったのだが、感動した。こんなことを言ってはおかしいと思われるかもしれないが、ヒロトとマーシーは本当に生きているんだなと実感した。しかもその日は豪雪で交通機関がマヒしており、500人キャパのところに200人くらいしかいなかった。なので時間ギリギリに到着した俺でも前のほうに行けた。ましてやこんな豪雪の日に頑張ってくるようなファンだ。そんな人たちとのライブは熱かった。

ブルーハーツを好きな人へ

 ブルーハーツを好きな人へ。俺がブルーハーツを好きになってからクロマニヨンズを聞くようになるまで4年くらいかかった。だから今現在ハイロウズ、クロマニヨンズを好きじゃない人もたまにでいいから、年に1回とかでもいいから聞いてみてほしい。いつか好きになっているかもしれない。もちろん好きにならなくてもいい。ちなみにクロマニヨンズのヒロトとマーシーは本当に楽しそうだよ。もう60歳になりそうな二人だけど。

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