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はじめまして、待子です。

なぜnoteを始めたか

私は、中村うさぎさんのエッセイに縋るようにしながら、なんとか学生時代を乗り越え大人になりました。
彼女が体当たりのようにして獲得した体験、そこから得た思想はあまりにも鮮烈で、「私と同じように、”女であること”、”自分とは何か”に悩み、それを明確に言語化できる人がこの世にいるなんて。しかもその悩みと色んな角度から向き合って、導き出した答えや、なぜ悩んでいたかの解釈を記した本があるなんて」と、人生の攻略本のように大事に大事に抱えて生きてきたんです。

初めて中村うさぎさんのエッセイに出会ってから今日までの10年強、私は「いつか私も中村うさぎさんのように、自分研究家として(うさぎさんの言い回しです)”悩み-体験-解釈”を、同じような悩みを持つ人に届けたい」と、ずっと思い続けてきました。
でも勇気や覚悟が足りずに、自分だけのメモ帳に書き溜めるだけの生活をしている始末…。
発信しなければ誰にも届かないのにね。富士山も、登らなければ頂上に着かないのと同じで。

そんなこんなでうだうだしながら27歳を迎えた冬、その中村うさぎさんが「エッセイ塾を開く」という告知をTwitterで見かけました。
これは天啓だと思い、少ない給料から授業料を絞り出して応募し、無事2022年4-9月の第一期生となったのです。

授業内容はぜひ受講して体感してほしいので、ここで語りはしませんが、大変勉強になることばかりです。ブログとエッセイの違い、エッセイの価値、意識と無意識などなど…。
そして何よりも、毎月出される課題に対する、添削がめちゃくちゃ貴重でした。憧れの人に自分のエッセイについてアドバイスがもらえるなんて経験、生きてるうちで一度あるかないかの超ラッキー。そんな果報者のご身分で、また「どうせ自分のエッセイなんて世に出しても見向きもされないだろうし、」なんてぐちぐちやってるのなんてもったいない。

そんな理由で腹をくくって、noteを始めることにしました。
温めた上でしょーもないエッセイばかりになるかもしれない、思考が偏っていて人からの批判を受けるかもしれない。
でも、私が”今の時代の女の生き方”を模索していくなかで、足掻き苦しんだ上で得たものを発信したら、誰かの踏み台や、援護射撃になるかもしれない。というかなってほしい。そんなエッセイストになりたい。
そんな思いで、これから書いていきたいと思っています。

書いていく内容について

私の人生課題である、以下についてをメインで書いていくことになると思います。

  • 「女」として生きること

  • 自己肯定感の向上

  • 親子関係、愛着形成

  • 容姿否定の呪い・人格否定の呪いと、その解呪

  • 働くこと、雇われること、キャリアプラン

その他、中村うさぎさんのエッセイ塾の課題を上げたり、その課題のひとつであった文体練習のために、アーシュラ・K・ル=グウィン『文体の舵をとれ』(フィルムアート社)の練習問題を上げることもあるかもしれません。もしかしたら、小説も練習してみるかも。
いずれにせよ、自分の文章に対して他人の意見をもらった経験が少ないので、アドバイスやご意見などいただけたら嬉しいです。

プロフィール

別にもったいつけた訳では無いですが、大した内容でもないので、最後に自己紹介をさせてください。

  • 名前:五十川 待子(イソガワ マツコ)

  • 年齢:27歳

  • 出身:東京

  • 職業:契約社員

  • 趣味:ボーカル、バンド、長唄

  • 座右の銘:何事も経験

まずは月一投稿ぐらいを目指しています。
きっと思ったよりずっと反響がなくて、勝手にへそ曲げたりしそうだけど、そこを堪えることをがんばります。
どうぞよろしくお願いいたします!

#自己紹介 #はじめての投稿 #中村うさぎ #中村うさぎエッセイ塾

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