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「ながら作業」はありかなしか?

「めんどくさい」(めんどくさい度の高い低いに関わらず)
「でもやらなきゃいけない」ときに、よくBGMをかけています。

書類を揃える、年末の大掃除、玄関周りの草抜き、洗濯物をたたむ、軽い運動等。
ちなみに洗濯物たたみはテレビ視聴とセットです。
週末のテレビタイムにまとめて片付けちゃう。
そのために洗った服はかごに入れっぱなしだったりします。ちょっとズボラです。

一方で文字を使うとき。
文章を考えるときはほぼ無音です。
日本語が入ると聴いちゃうのでだめ。
言葉の入らないクラシックまたは自然の音程度ならありですが。
(今も無音で作業中)

そう考えると、少なくとも眼の前に集中すべきものがある時間は
(掃除も集中してやればいいんだろうけど~)、
BGMはない方が良いのかな?と思ったりもします。

もしくは頭の思考を妨げない音であればいいのかな?

中高生のときは歌詞付きの音楽を聴きながら作業をしていました。
ただし、英単語覚えるとか漢字を書いて覚えるとかの比較的単純な作業のみ。

当時聴いていた音楽は、オフコースやユーミンなどのニューミュージック
(なんかこの言葉が古く感じるのは気のせいか??)や、
英語圏の洋楽等、大学以降はクラシック音楽も。

洋楽は英語を聞き取る能力が多少アップしたような気がします。
もっとも単語として聞き取れるレベルではなく、「しんがぁそんふぉぴあのまーん」ぐらいですが。
(いま歌詞検索したらちょっと違ってた~、そして当時はカセットテープからCDへの移行期だった)

一方で数学のときは無音。
苦手に感じていて、「これは真剣にやらないと絶対そのうち分からなくなりそう!」という危機感を常に感じていた科目。

頭の中でいっぱいいっぱい考えながらやっていたので、言葉が聞こえるともうダメでした。
「邪魔!!!!いらん!!!」って。

覚えなければいけないことが多い理科や社会も。
「アウストラロピテクス」「被子植物」「アケメネス朝ペルシア」「奥羽山脈ってどこだっけ?」とか。


最近、音楽を聴きながら勉強する子どもたちが気になっています。
(個人塾の講師です)
塾では音楽なしでやってます、当たり前ですが。

家ではどうしてるの?と聞いたら「音楽聴きながらやると進むから聴いてる」とのこと。

それ、頭に入るの?
覚えなきゃいけないんじゃないの?
英語の勉強しながら韓流音楽って大丈夫なん?

余計なお世話かもしれないけど、
せっかく勉強するなら集中してビシッ!!と確実に覚えたほうが良いんじゃあ…

今はスマホや携帯音楽プレーヤーなど、当時と比べると音楽の種類も音源も選択肢がものすごく増えているから、簡単に手を出しやすいのかもしれません。

自分もやっていたから人のことはとやかく言えない…のですが…気になるのう。
ここは一つ、講師として、そして人生の先輩として(?)、
せめて数学と理科社会のときはやめよう!と伝えようと思います。

おまけ
2020年の春、仕事が休みになり時間が出来たときに、
春休み中だった次男と部屋の模様替えを決行しました。
このときBGMにしていた曲の一つがKing Gnuの「白日」です。
今もこの曲を聞くと、
当時の「先行きの見えない不安」を思い出します。

これもまた音楽の為せる技の一つかもしれん。記憶の喚起。

そしてBGMの効果についての研究論文を発見。面白かった~!

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