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書見台用ゲージ

今回紹介するのは書見台用グッズです。書見台は、姿勢作りや見ること、空間認知を支えるための最重要アイテムです(詳しくはこちら)。使い勝手をより良くするためのゲージ(提示物のストッパー、上写真の棒の部分)の作り方を解説します。お手元の書見台や市販のものにも合わせても作れますので最後までご覧下さい。

■ 材料

角パイプBJ 16角用(以下、「コの字金具」と呼びます)

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・木ネジ(写真の物が使いやすいです)

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・手で回すネジ

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・12mm×12mm×910mmの角材(今回はヒノキを使用) 1本 → ゲージ本体用

・2mm×12mm×910mmの角材(今回はヒノキを使用)   2本 → 隙間埋め用

・2mm×20mm×910mmの角材(今回はヒノキを使用)   1本 → 書見台あて板用

・木工用ボンド

■ 道具

・ハンドナッター(M4ナット)

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または

「ちょこっとナッターM4」

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・ドライバーセット

空研ぎ紙やすり#150と#500

ハンドサンダー中目

テーパリーマー

クラフトのこ

ガイドブロック

■ 作成

・コの字金具の穴をナットが通るようにテーパリーマーで広げていきます。鉄粉が落ちるのでティッシュなどを敷いて作業します。金具を素手で持つのは痛いので軍手や布を使います。

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・ハンドナッターでナットをかしめていきます。使うのはM4ナット。

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・実はハンドナッターを使うのは今回が初めて(高いので・・・・・)。今までは、ちょこっとナッターで我慢していました。しかし、注文が多くなったでの初期投資。ちなみに「ちょこっとナッター」でも大丈夫です。

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・ハンドナッターツールキットの方を買うとナットがついてくるだけでなく、かっこいいスチールケースも。思わず記念撮影。

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・話を戻して、初めてなので説明書をよく読みます。カシメる厚さが重要です。カシメすぎるとネジが通らなくなります。今回は板厚が2.5mmほどなのでかしめしろを1.5mm程度にします。かしめしろは矢印の隙間の幅で調整します。今回はここが1.5mm程度。

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・ナットを穴にはめて・・・・

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・ギュッとします。

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・かしめしろ調整はちょっとコツがいりそうですが、カシメるのがとっても楽になりました。今後はハンドナッター1択です。今まで有難う、「ちょこっとナッター」。

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・下準備した金具を角材にネジ留めしていきます。ドライバーは細いものでないとナットの中に入りませんので注意。今回はハンドナッターを使うのが初めてなのでナッター作業を始めにしました。慣れてきたら穴だけ広げて角材へのネジ留めを先にしても良いかもしれません。

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・逆側も。コの字の金具の内寸を書見台の横幅プラス3mmから5mm程度の長さにします。今回は書見台の横幅が680mmだったので685mmにしました。

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・金具固定が済んだので、クラフトのこガイドブロックで金具のところで角材を切ります。

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・このままでは、ネジ1本固定なのでコの字金具が回ってしまいます。また、書見台との隙間も生まれるます。そこで、2mm×12mm×910mmの角材を2枚貼り合わせ、4mm×12mmの板にして、金具と金具の間を埋め(真ん中写真の矢印が示す場所)木工用ボンドでで接着します。

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・木工用ボンドが乾いたらサンダーで角を丸くして

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空研ぎ紙やすり#150でやすりがけ。

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・仕上げはいつものように空研ぎ紙やすり#500番です。

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・書見台の方にあて板を両面テープで貼ります。この処理をしておけば書見台本体は傷つきません。2mm×20mm×910mmの角材を書見台の縦の長さに切って、角を丸くします。

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・両面テープを貼って、左右の端に貼っていきます。

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・ネジの締り具合をチェックして・・・・。しっかり固定できて完璧です。この瞬間がたまりません。

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・完成です!!!!!

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・防水性を高めるためにはいつものように下のようなウレタンニスを塗ると良いです。その場合も、1度塗りして乾燥後、500番の空研ぎ紙やすりをかけてもう一度塗るとツルツルになります。

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