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KOHARU POPUP STORE

現在開催中の、繊維のまち愛知県一宮市のシルク製品を展開するブランド『KOHARU』のPOPUP。

KOHARUとの出会いは2023年2月、東京での展示会『大日本市』。
KOHARUブースにて、私は3つのことに驚きました。

まずひとつ目はなんと言っても肌触り!
「こんなに心地良い生地、初めて!」
製品に触れた瞬間、思わず声をあげました。


ふたつ目の驚きが、”シルク”製品だということ。
”シルク”ならではのしなやかさ・美しさ、そして肌触りの良さはありながらも、KOHARU製品はふっくらとした感触でした。
”ふわふわもちもち”の肌触りは、私の”シルク”のイメージとは全く異なりました。


そして3つ目は価格。
シルク100%、さらにこの特別で上質な肌触り…
正直、高価で手が出しづらい価格なのではないかと、
こっそり値段を見てみると、「あれ?」
ストレートに言うと「思ったより安い」。
その理由を聞いてみると、シルクをはじめとした天然繊維の糸のメーカーとして、世界的にも有名な『長谷川商店』がつくるオリジナル商品だから。
原料から糸、そして製品化に販売まで一貫している長谷川商店。
シルクと向き合い続ける糸の会社だから、こんなにも上質で、この価格での販売が可能だったのです!


KOHARU製品は、純粋に私が「ほしい」と思ったものがあふれています。
最高の肌触りに、”触れて感動する”体験をGOSHOENに来てくださる方にも体感してほしいと思い、POPUP開催のお誘いをさせていただきました。
都市部でもなく、縁(ゆかり)もない、福井県小浜市での開催にも快諾してくださった長谷川商店の企画を担当する棚橋さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

POPUP開催の前には、
KOHARU製品の魅力とその秘密をより知りたくて、
しっかりとお客さまにお伝えしたくて、
長谷川商店の工場見学に行かせていただきました。

工場見学では、まず設備機器の多さと工場の規模に圧倒されました。
世界に旅立つたくさんの段ボール。
糸と生地の見本帳の数々。
そこにはシルクに誇りを持ち、たくさんの方が関わりながら世界を相手にする姿が見えてきました。
お客さまが求めるものに合わせて、素材選びから加工まで、糸の魅力を最大限に引き出す工程についても長年の経験で計算がされていました。
糸の仕上がり方も、染まり方も、ただ設備があればできるものではなく、人が判断をし、工程の順序ひとつで大きく変わってくるのだと学びました。

また、KOHARU製品のふっくらとした肌触りの秘密である”糸”についても教えていただきました。
KOHARU製品で使用されている糸は、特別な加工が施され、滑らかなシルク糸が起毛していました。

私が展示会で出会い感動した製品の秘密がどんどん明らかになり、心躍りました。

シルクならではのやさしい肌触りに、
ふっくらとあたたかい、小春日和のような生地。
一度さわると、もう手放せなくなる特別なシルク。

今回のPOPUPでも、やさしくてあたたかい、
いまからの季節に嬉しいさまざまなアイテムをご用意いただきました。

すでにたくさんの方が手に取り、感動した表情を見せてくださり、
喜んでいただけたのではないかという、嬉しい気持ちでいっぱいです。

GOSHOENでのPOPUP STOREは明日、11月21日15時まで。
明日までです。
ぜひ、最高の心地よさを体験しにご来園ください。

ーKOHARU POPUP STOREー
期間:11月11日(土)12:00〜11月21日(火)15:00
場所:GOSHOEN みんなのスペース(蔵2F)


photo by 堀越 一孝
text by 松浦 千容

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