大学生活#1 ファウンデーションコース編(前編)

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お久しぶりです!
前回からしばらく投稿期間が空き、気づけば11月も終わりになりました。

9月から大学1年生としてアイルランドで大学生活が始まりましたが、私がアイルランドに来たのは今年の2月。9月までの半年間はまだ大学の正規課程にに正式に入っていなかったのです。

じゃあこの期間自分は一体日本から遠く離れたコロナ禍のアイルランド共和国で何をやっていたのか?

今回はそんな疑問にお答えすべくこの記事を書くことにしました。


何をしにわざわざ半年前から現地へ行ってたのか?


答えは簡単です。大学の学部への準備コースに進学し現地で授業を受けるためです。このコースのことを「ファウンデーションコース」といい、本来なら去年の8-9月ごろに行く予定でしたが、コロナ禍真っ最中とのこともあり、開始を遅らせてこの時期に行きました。

ファウンデーションコースとは?

ファウンデーションコース(基礎コース)とは、名の通り、大学生活の基礎を様々な科目、課題を通して学んでいくいわゆる正規過程への準備をするためのプログラムとなっております。主に、海外からの留学生に向けて提供されており、現在では、アイルランド以外にも、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの大学でも設置しております。

どんなことを学ぶの?

このコースで学ぶのは、主に、

英語(会話、文法、読解など)

アカデミックスキル(レポートの書き方、授業の復習・予習の仕方など)

基礎知識(数学基礎・異文化理解など)

主に、この3つが主軸となります。

これらを、複数の科目と評価課題を通して養っていきます。

どんな科目があるの?

科目は理系・文系進学者によって異なり、また、学部・大学院進学者もそれぞれ違う科目をやったり同じ科目を受けたりします。

全過程共通

EAP (アカデミック英語)

学部 

Math 1・2 (数学1・2)

Intercultural communication (異文化コミュニケーション)

Study skills (勉強スキル)

文系

Introduction of sociology (社会学入門)

理系

Advanced math (応用数学)

Integrated science (総合科学)

大学院

Research methods (調査方法)

Practical Project (実用的な計画)

などがあります。

課題や試験は?

課題は科目によって様々でしたが、主にエッセイ(海外の大学でいうレポートのこと)やパワーポイントを使ったプレゼンがありました。

試験は、一部の科目で中間と期末テストがあり、期末の1週間前は授業なしの自習期間となっていました。

授業時間は?

授業時間は、週5日(月-金)で9時-15時か17時半終了でした。基本授業のコマ数によって変わる形になります。

先生は?

先生方は、大学が業務提携している教育機関に属しており、語学講師だったり、教育学部卒、複数の企業でキャリアを積んできた方々などの様々な経験豊富なエキスパートでした。そのため、エッセイやプレゼンなどに関しても的確なアドバイスをもらうことができました。

生徒は?

生徒は基本、様々な国からそれぞれ大学の正規過程に進学予定の人たちで、前述したとおり、学部だけでなく、大学院進学予定の方々もいます。そのため、年齢・国籍もバラバラで、国際色豊かなクラスとなっています。

期間は?

期間は、主に1学期を約3か月とした2学期制で行われており、開始時期、終了時期合わせて大学正規過程とほぼ同じ時期に行われております。そのため、1・2学期の間の休みもしっかりあります。

入るには?

入るには、既定の英語能力試験(IELTS,TOEFLなど、大学によって異なる)で一定のスコアを定められた期限以内に願書とともに提出しなければいけません。ちなみに、英語力証明が無い、スコアに達していない場合は大学の英語コースを事前に受ける形となっております。

最後に

いかがだったでしょうか?

内容をまとめるとこんな感じです。次回は、僕が実際に体験したファウンデーションコースの内容と科目紹介について載せていこうと思います!

後半は、見どころ多数ですので、是非、読んでいただけたら幸いです!

では!





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