見出し画像

おたりスマートソンプロジェクトを振り返る Vol.7

 本記事は、Vol.0の時系列、8. 2019年8月、9月:知的情報空間研究室 「第6、7回小谷村訪問」水田水位監視システムの点検・アップデートに当たります。

 本来であれば、フルリモートで実証実験を行うことが理想的ではありますが、ひとつひとつの水田の環境が異なったこともあり、何度か点検に小谷村にお伺いしました。

点検1回目訪問

画像1

 今回はデバイスの見回りと、取材に来てくださった日本経済新聞(北関東・信越版)さま、信濃毎日新聞さまとお話させていただきました。

 より多くの皆さまにプロジェクトを知っていただける、貴重な機会をいただきました。また、他のTDUの学生さんに研究室の活動を知っていただき、モチベーションアップにつなげていただけたらな、という思いもありました。

点検2回目訪問

 小谷村さんのご好意で、ドローンによるカメムシ除去の農薬散布の様子を見学させていただきました。貴重な体験でさせていただきました。操縦者の方の操作が的確で、一瞬で複数枚の水田への散布が終わる様子は圧巻でした。

点検3回目訪問

画像2

 湧き水を使用されている水田では、使用センサと相性が悪いケースがあり、対処方法についてかなり悩んだ時もありました。こちらに関しては、論文化した後に情報共有できればと思っています。

-------

 夏の小谷村の棚田は美しく、作業は大変でもいつもその風景に癒やされていました。農林水産省から「棚田キラーコンテンツ化促進ガイド」が公開されていまして、棚田の風景を活かす取り組みが行われていることを知りました。

本プロジェクトからは、色々な学びをいただきました。お米の収穫まで、プロジェクトの紹介記事は続きます。

本プロジェクトについてのまとめはこちらのマガジンから:


研究に関わる全てのご協力者さま方、何より研究に取り組んでいる学生、研究者の方々に♡をいただければ嬉しいです。