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生ごみ堆肥(コンポスト)の循環のしくみをつくるNPO法人

私が住んでいる長野市の「NPO法人みどりの市民」の事業で、「どんぐり・るるネット」というものがあります。

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るるネットの会員になると、長野市西山地域の竹林の保全活動をしている「西山淡竹会」が、伐採した竹でつくった「竹チップ」を定期的に配達してもらえます。

この竹チップを基材にして私はコンポストをやっています。

今まで、何度か段ボールコンポストにチャレンジしたものの、なかなか長続きしませんでしたが、るるネットに入会してからは、もう3年くらいずっと続けられています。

都市部で段ボールコンポストをやる場合、悩みになるのが、できたコンポストの使い道です。

いくら生ごみ問題に関心があってコンポストを始めても、コンポストの処理ができなければ本末転倒。そこを解決してくれるのが、るるネットです。

日本じゅうの竹林が放置されて問題になっているのはご存知の方が多いと思います。この竹をコンポスト基材に使ってもらうために、みどりの市民が市内の各家庭に配達。その際、会員が生ごみ処理を行ってできたコンポストを回収し、福祉団体に届けて畑で使ってもらいます。福祉団体の畑で収穫したトマトを原料にしたトマトケチャップを、るるネット会員はもらうことができます。

地域で循環する取り組みで、応援したいので毎年参加しています。ただ、事業として持続させるには資金面が厳しいらしいので、もっとたくさんの方に参加してもらえたらなぁと思います。

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