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なぜ日本人は、今日の仕事が楽しみではないのか?

アルファドライブ/NewsPicksが品川駅に出した「今日の仕事は楽しみですか?」という広告が炎上しました。

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実際にはこの広告、5分に1回程度しか表示されなかったようです。それなのに、なぜここまで反感を買ってしまったのでしょうか?

もしも本当にそこまで多くの人がこの広告が不快と感じるのならば、それはこの広告が悪いというよりも、大半の人が仕事を苦役と感じる社会の方がよほどまずいと思うのです。

では、なぜ日本では仕事を苦役と感じる人が多いのでしょうか? 考えてみれば実に不思議なことです。

日本の職場は確かに辛かった

もしも僕自身が日本企業に勤めていた頃にこの広告を見たら、「人の気も知らないで調子乗ってんじゃねえよ!!」と同じように怒ったかも知れません。日本企業は確かにかなりしんどかったです。

当時嫌だったことって色々とあったのですが、ざっくりとまとめるとこんな感じでした。

- 給料が安い
- そのくせ労働時間が無駄に長い
- オマケにやりがいが感じられない

他にも不満なことはたくさんありましたが、こんな安月給で定年までの40年を捧げるのかと思うと、目眩がするくらい嫌でした。結局3年足らずで辞めてしまいましたが、きっと同じような思いを抱いている人、すごく多いと思うのですね。では一体、なぜ日本の職場はこんなことになってしまうのでしょうか?

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