なぜ今、Clubhouseなのか?
ここ数週間、Clubhouseが盛り上がっています。
僕もこの週末にようやくClubhouseのアカウントを作って参加してみたので、ちょっと感じたことをいくつかまとめてみたいと思います。
まさかの音声系SNS?
Facebook, Twitter, Instagram, Youtube の4強の後はTikTokのような動画系SNSしか流行らなかったので、まさかここにきて音声系SNSがくるとは思ってもいませんでした... と言いつつ、別にそうでないような気もします。アメリカではもう何年も前からPodcastが大流行ですし、日本でもVoicyのような音声サービスが盛り上がっているからです。
これはまあラジオですね
このSNS、ほとんどの人にとっては情報発信のツールではなく、ラジオみたいな受信型のツールになるのはほぼ間違いありません。
世の中、話術が巧みな人や視点が鋭い人や話題が豊富な人はそれほどいませんし、ごくフツーの人が漫然と喋ったところで、リスナーがつくとは到底思えないからです。
今はコンテンツが暑苦しいけど...
現時点は「フォロワーを増やそう!」とか「セールスピッチを練習しよう!」といった感じの妙に熱量の高い暑苦しそうなルームだらけです。でも、そんな暑苦しい話を聴きながら仕事とかしたくないので、多分もう少しすると、ただ延々と楽器を演奏するとか、一杯飲みながら延々とどうでもいい話するとか、そういうまったりした感じのroomが増えてくるような気がします。
では一般人はどう使えばいいの?
というわけで、特に有名でもない一般の人のClubhouseの使い方はだいたい次の2通りに収束していくのではないかと考えいます。
1)ラジオのようにただ聴く
一番普通の使い方は、自分の好きなパーソナリティ的な人を見つけて、それを聴くという使い方でしょうね。その昔、オールナイトニッポンとかラジオで聞いていた時と同じイメージです。しかもこれ、録音とかもできないので、本当にラジオ的に使われるんでしょうね。
2)友達とダベる場所
もう一つは、仲間内だけでグループを作って、ただずーっとダベる、みたいな使い方になる気がします。めいめいが好きな時に抜けたり入ったりして、立ち話するようなイメージです。これ、実は社内の喫煙ルームみたいなイメージで、個人的に運用を始める人が出そうですね。これはこれで面白いのではないかと思います。
オマケ)そうそう、英語学習に使えそうです
それからこのSNS、英語学習にかなり使えそうな気がします。ネイティブが集まって盛り上がっているルームに参加するだけで、実際にネイティブがどんな感じでグループで話をするのか、感じが掴めるからです。話すペース、使う語彙、スラングの使われ方など、参考になる点は相当多いかと思います。上級者にはお勧めします。
なぜ今、Clubhouseなのか?
それでは次に、「なぜ今、Clubhouse なのか?」について考えてみたいと思います。
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