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バーチャル・グローバリゼーションの幕開け

今回のコロナ禍はどうやらかなり長期化しそうです。世の中が大きく変わるのはもはや避けようがないでしょう。リモートワーク、リモート授業、飲食店からのピックアップ。食料品の宅配。人々の移動制限を補うための様々な手段が急ピッチで生み出されつつあります。世界はおそらくほんの1年くらいの間に、30年分くらいの変化を遂げてしまうでしょう。

そんな中、ネットワークの帯域が限界に近づきつつあります。現在 YouTube も Netflix も画質を落として配信されていますが、ああしないとネットがパンクしてしまうくらいの勢いで全てがネットに移行しつつあります。おそらく通信各社はこれを機に、インフラのアップグレードを始めるでしょう。間違いなく需要が見込めるからです。

そしてこれは日本のみならず、世界中で一気に起こります。先進国でも発展途上国でもインフラのアップグレードが行われ、通信速度が大幅に上がります。僕も今回のことがキッカケでフィリピンの全従業員の家庭に高速インターネットをインストールさせましたが、他の企業も同じようなことをしていますから、これでフィリピンの一般家庭も先進国とさほど変わらない条件でネットへのアクセスが可能となります。このような変化は別にフィリピンに止まらず、世界中の発展途上国で起きているはずです。

そこで今日は、先進国と後進国のネットインフラのギャップが大幅に縮まることで、次にどのような変化がやってくるのかを考えてみました。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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