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ソフトウェアが世界を覆い尽くすと、どうしても雇用がなくなります

人類は、これまでに様々な「テコ」を発明してきました。それは道具だったり、お金だったり、大勢の人間の動員方法だったりです。

こうした様々なテコを用いて、人間は様々な偉業を成し遂げてきました。万里の長城、エジプトのピラミッド、交通網や上下水道の整備、医療、原子爆弾、宇宙旅行…。数え上げていくと、キリがないほどです。

そんな数ある「テコ」の中でも、ソフトウェアは、特にヤバい道具です。これは他のテコに比べると最近発明されたものですが、これまでの発明に比べ、恐ろしく効果が高いのです。ですから、経営者は何がなんでもソフトウェアをビジネスの中核に据えるべきです。

ただ、ビジネスにとって素晴らしいことでも、社会にとって素晴らしいとは限りません。ソフトウェアはあまりにレベレッジが効きすぎるが故に、ビジネスの在り方はおろか、社会そのものすら変えつつあるからです。

そんなわけで今日は、ソフトウェアが社会にどんなご利益と厄害をもたらしつつあるのか、改めて考えてみました。

※この文章は単品で300円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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