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あなたそれ、何を目的に始めたんですか?

すごく意気込んで始めたのに、ちょっとうまくいかなくなると投げ出してしまうことってよくあります。また、上達が感じられなくなると、みるみるやる気を失ってしまうのもよくある話です。僕もかつてギターを懸命に練習した時期がありましたが、上達が感じられなくなるに従って、いつの間にか弾かなくなってしまいました。

今考えてみると、別にギターがそれほど弾きたかったという訳ででもなく、なんとなくちょっとモテそうな気がしたから始めただけだったのです。ですので上達が頭打ちになった途端にやる気を萎えてしまったのです。考えてみれば、別に少しばかりギターを弾けたところでモテるはずもありません。僕よりギターが上手い人など、同じ中学校内だけでも50人以上はいましたし、そもそもモテてない人がギターを弾けたところで、「モテない少年」が「ギターが弾けるモテない少年」になっただけの話だったのです。

このように僕らは、色々と不純な動機で物事を始めます。別に動機が不純でも構わないのですが、それなりに副作用が生じることがあります。ですので、動機が不純だとどんな副作用が生じやすいのかをあらかじめ認識しておいたほうが、精神や人間関係の安定に繋がります。そこでこの記事では、不純な動機で物事を始めるとどんな弊害がありうるのか、そしてその対処方法について考えてみたいと思います。

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