なぜ、人間の数だけ異なる真実があるのか?
アメリカの大統領選がようやく終わりました。そうは言ってもトランプ氏がそのまま素直に敗北を認めるとは思えないので、きっとあと数ヶ月が揉めるんでしょうね。暴力沙汰にエスカレートしなければ御の字だと思っています。
アメリカの選挙も、僕がここに越してきた18年前と比べると本当に大きく様変わりしました。今回の選挙でも、その前の選挙でも、もはや何が真実で何がフェイクなのか全く分からないのです。
判断基準となる「真実」が人によって異なるのです。トランプ・サポーターが信じている真実と、民主党のサポーターが信じている真実には大きな隔たりがあります。また、同じ民主党でも、極端に左寄りな人とそうでない人では、拠り所にしている「真実」が異なるのです。今や"alternative facts"(代替的事実)なんていう意味不明な言葉が一般的になりましたが、要するに人間の数だけ異なった真実があるということです。
いったいどうしてこんな世の中になってしまったのでしょうか? そして、これを修正するにはいったい何をどうすればいいのでしょうか? 今日はそんなことを考えてみました。
※この文章は単品で300円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。
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