2023年7月ミーティング 辻学園の特任教授とディスカッション。
定例ミーティングも回を重ね今回で5回目に!松田さんはじめ、松ヶ丘地区の住民の方々、役場関係者、設計会社、地域の事業者のご協力があって着実に進んでいますが、まだ道半ば(いや、序盤?!)。限られた時間の中で決めていくことがたくさん残されています。
今回は特別ゲストとして、辻学園調理・製菓専門学校 西洋料理特任教授の鈴木勤さんに参加いただき、松ヶ丘加工場の進捗状況を見てもらいました。プロの視点でアドバイスもらえたこと、今後の関係についても意見交換できたことも、本当に貴重な機会でした!
7月スタッフミーティングのハイライト
(担当部門ごとの進捗状況を淡々と抜粋)
●衛生担当:保健所に許可の確認
・密封包装食品製造の許可取得を中心に進めるが、保健所の担当者と詳細を確認し、可能であれば複数の許可を取得する。
・衛生面管理等を考慮し、調理場のレンタル(シェアキッチン)は行わない。
●食材担当:地域の食材と提供可能期間の整理
・さつまいもは、収穫後すぐに使える「あまはずき」「ふくむらさき」も今年から植え付け。
・ニラ、ミョウガについては近隣での提供が難しい。
・資料記載以外に、トマト(7月~11 月)、ゆず、赤紫蘇などがある。
●運営担当:体制/稼働について
・人員については、地域おこし協力隊の募集を行う。
・販路開拓については、いしはらキッチンの取り組みも参考に展示会への出展を検討する。製造キャパを考慮し取引の可能性を考えていく必要がある。
●製造担当:調理服について
・ユニフォームや靴の選定について、衛生面、動きやすさ、デザイン性の観点で検討する。
・ユニフォームは白衣や割烹着やエプロンなどが考えられるが、できるだけボタンがないタイプが良い。
・靴は長靴やコックシューズなどが候補。重さや疲労感から長靴を導入しないケースが多くなっている。すべらず、耐水性のあるものが良い。
●デザイン:コンセプト/ビジョン
・情報発信のひとつとして note を導入。8月からスタートさせて月1回投稿が目標。加工場の立ち上げの状況他、人の想いなども盛り込んでいけたら。
・ビジョンの整理→加工場のネーミング→ロゴの順に進めて、2月頃の完成を目指す。
その他報告
地域への説明会(1回目)を実施した。今後も説明会を通じて協力や理解をいただき、ワークショップの参加も案内していく。
来月までの課題
○衛生:保健所への複数許可の詳細確認。次回会議参加依頼を進める。
○食材:資料記載の農産物のうち、どれくらいの量の使用見込みがあるのか調べる。
○運営:どんなところで販売可能か検討。
○製造:ユニフォーム、靴の選定。
○デザイン:note 投稿。ビジョン策定の準備。
ワークショップ(5回目) 加工品のストーリーを考えよう!
これまでの4回のワークショップで自分たちの地域・地域資源に向き合い、地域の未来について意見を交わすことで、加工品のアイデアが少しずつ整理されてきました。主なところでは、
お米を活かすアイデアは外せない!
美味しいお米をより美味しく食べてもらえるご飯のお供・まぜご飯の素
野菜・山菜を手軽に摂ってもらう乾燥野菜
土佐あかうしに相性抜群の焼肉のタレ
野菜をたっぷり使ったソース・ぬた ※高知では常識!「ぬた」って何!
5回目のワークショップは「加工品のストーリーを考えよう!」
上記の主なアイデアをより芯のあるモノにしていくために、
① 商品のこだわり
② どんなお客様に購入してほしいか
③ お客様に伝えたい商品ストーリー
という項目でグループディスカッションとその発表を行いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回も8月ミーティングの記録とワークショップの様子をお届けします。
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