未経験から独立して、フリーランスしてる話(社会人2年目編)
はじめまして、マツガナイトです。
前回の続きになります。前回の記事はこちらになります。
はじめに
社会人生活1年目、改めて自分の記事を見ると普通ではない気がする。新卒を早期退職してる時点で普通ではないと言う感情が漂う。その新卒の会社をやめる時に言われたことがあって(役職は覚えてませんが結構偉い人に言われました)
「あなたはこれからもこうやって逃げていく。逃げていくだけの人生でいいの?」
ただ私は逃げてはない。変わりたかっただけだ。この会社にいても変われないと思った。でも他人から見るとそれは「逃げ」だということ。だから2社目で入った会社は絶対に逃げないと誓った。
その2社目に入った会社で、社会人として本当の1年目を迎えたが、なんだかんだ勉強してついていくのが精一杯。土日は爆睡したし、参考書買ってばかりであまり遊んでいない気がする。正直社会人楽しくないなぁと思う日々だった。
時間があっという間に過ぎ2年目に
そんなこんなで月日が過ぎて、本当に1年早いんだなって感じで社会人2年目を迎えた。正式に言うとニート期間があるので1年間丸々社会人はしていない。2年目を迎えると当然会社には新卒が入ってきた。いわゆる私にとって後輩だ。
で、私はたまたま研修ルームに戻っていた。契約満了して次の現場にいくまでの待機として研修ルームにいた。
私はこの研修ルームという空間はダメだ。この時間特にやることがない。入社して間もない研修ルームは「研修」としてやるべきことがあるから退屈ではない。一度現場に出て戻ってきたら研修というものがないのでやることない。かと言って携帯を触ってる時間ではない。この時間は「勉強する=勤務する」という時間なので、いやいや勉強してた感じはある。私は「勉強しなさい」と言われて勉強したことはほぼなくて、自分がしたい時にやる派だった。この強制感がものすごくつらかった。
それを察したか分からないが、
研修担当の人が「このコーディングみてくれない?」と言われて半分研修担当みたいな存在に私はなった。とりあえず新卒や中途入社の人のコードを見る担当になった。
未経験が多かった
当時のこの会社はとりあえず未経験が多かった。私も未経験採用で入った身ではあるが、本当に多かった。前職がお花屋さんもいたし、フリーターもいた。いろんな質問があった。
「Webってなんですか?」「HTMLってなんですか?」「会社ってなんですか?」
最後の質問に関しては私も聞きたい。とりあえずググってみたら?と言おうしたのだが、
「いやそもそも自分で調べようと思わずなんでも答えを出してくれると思っているのか???」と。
そんな甘い世界ではないと声を大にして言いたいところだが、自分も偉そうなことがいえる身分でもない。
なのでスライドを作った。この時に大学のバイトの諸々やってきたことが役にたった(よく大学の頃スライド作ってました。意味不明なスライドを含めて色々と)。
タイトルは「Webの勉強法」。前回の記事でも出たが自分は社会人1年目で土台となる基礎を作り上げたと思う。その知識を生かしてこの業界の勉強方法をプレゼンしようではないかと。今の自分だったら多分やっていません。
結構心に響いたらしい。コードの書き方も1から教えたら自分でググって調べたり、参考書はこれがいいよみたいなアドバイスをしたら研修ルームにある参考書を借りて勉強したり、とにかく色々教えたし私も色々勉強した。この時はちょっと嬉しかった。
みんな配属された
こうしてみんないろんな現場へと旅立っていった。が一人だけ配属されなかった。その人は新卒でデザインを勉強して会社に入社したのだが、退職してしまった。自己都合での退職となるが、その人はできる人だった。できる人は旅立っていくのも早かった。でも早すぎでは?と思ったがこの早期退職の気持ちをなぜか理解したし止めようとも思わなかった。きっと素晴らしいデザインを世に出してるに違いない。
一方私は
半分研修担当みたいな存在はいつまでも続かなかった。早く何処かに行きなさいと研修担当に言われ、とある港区のIT会社に飛ばされた。この現場が一番好きだった。最終的には企画会議にも参加してもらい、Webサイトの課題をまとめたりした。正直見ていただいてるユーザー数が半端なく多かったから、施策を考えるのも楽しかった。
もちろんコードもたくさんみた。本番に上がるコードのレビューをしたりメンバーのコード力向上のためにスライドも作った。いわゆるWebエンジニア兼ディレクターみたいなポジションで頑張ってた。初めての残業もした。ただ楽しかった。港区にいたというだけあってエンジニアの勉強会のアクセスも良かった。この時ほど自分が「天才」になりたいと思ったことはないだろう。
この現場、結構長く続いた
この現場にいたら社会人2年目なんて瞬間的な早さで終わってしまい、気づけば3年目を迎えた。この時にこの現場ずっといていいのだろうか?と思うようになった。
某日、とある勉強会兼飲み会にいった。
そこでとあるフリーランスの人に出会った。
つづく
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