プログラミングをしたい中高生がインターネットを利用すべき、というかしなくてはならない
はじめに
先日セキュリティ・キャンプに参加させていただいたのだが、かなり驚いたことがある。
(↓セキュリティ・キャンプのレポート記事はこれ↓)
それは同年代のプログラマーなどを目指している人(中学生後半〜高校生前半くらい)で意外とインターネット(主にTwitterなどのオンラインコミュニティ)にちゃんと触らせてくれる家庭が少ないということである。また、家庭は許可していても活用しきれていないということである。
ジュニアゼミ(小中学生向けのセキュリティ・キャンプのゼミ)のメンバーや、セキュリティ・キャンプにて撮影として参加していた方のお話を聞くと、インターネット反対派というか、ほぼ完全にダメです。という家庭も多いようだ。
今回はインターネットを使った際のメリット、というかなければどのように困るかを書いていきたい。インターネット反対派の親御さんや、インターネットを使える過程であっても活用できていない中高生の方々には、このくらいの記事では、あまり納得していただけないであろうが記事に目だけでも向けていただきたい。
また、そういう方々が身内や知り合いにいる場合はぜひとも勧めていただきたいし、プログラミング教育などもはじまるわけなので、パソコンをこれから触らせようとしている家庭の方々にもみてほしい。
1.勉強会や交流会に参加しづらい
まずはこれである。最近はconnpassや、Peatixと行ったインターネットサービスで申し込みなどをする勉強会や交流会が殆どであり、オフラインで勉強会を見つけ、参加することは極めて難しい。また、勉強会や交流会前にインターネット上のサービス(Twitterなんか)で先に自己紹介や交流をする場合が多く、もしインターネットを使用しない場合、現地で技術的な話をしたり仲良くなることが難しくなってしまう。
2.情報が手に入らない
技術の進歩、というか更新は早く、書店で書籍を買ったとしても、1年もしないうちに変化に追いつけなくなってしまう。(アプリ開発なんかは特に変化が激しい。)
また、流行の技術などがあり、その流れもとても早い。そういったものもインターネットに繋げない状態だと、流行に追いつけなくなってしまい、結局はあまりうまくいかなくなってしまうと思う。
インターネットを利用すれば最新のドキュメント(仕様書というか説明書というか)を読むことができる。(英語なことも多いので英語の勉強にもなったりならなかったり)また、インターネットを活用し、Twitterなどのツールがあれば、同分野、同年代の方々と交流を図ったりして流行を知ることができる。
3.知識を広げられない
いざ新たに学んだ技術を活用しようとなったときに、自分の知識だけでは難しく、行き詰まってしまうことがある。
インターネット上にはプログラミングに関する質問サイトが沢山ある。stackoverflowなどと行ったサイトで質問できる。また、もしTwitterなどを使っていて、同じような分野の人たちと繋がっている場合に質問すると、自分に合った答えが返ってきやすく、また、気安く質問できる。
また、Qiitaなどと言ったサイトに、色々な方が個人で書いた技術的記事がまとまっており、基礎的なものは勿論、本に載らないような細かい応用的なこと、最新の技術情報まで載っているのでそういったものを使うことで新たなステップを踏み出しやすい。
最後に
インターネットを利用させると、そればっかりに時間を使ってしまい勉強が疎かになってしまったりするというような心配があるが、そのような場合はインターネット自体を利用させないのではなく、大体のコンピューターにはもとから時間制限機能がついており、そこから時間制限を設定したりしながら利用させるべきだと思う。(実際私はそうしている。)
また、インターネット上の有害なもの(コンテンツだけでなく、人間なども)を見分ける能力というものもインターネットを使わないことには身につかない。
インターネットは使ってなんぼだ。
以上です。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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