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セキュリティ・キャンプ『ジュニア開発ゼミ』に参加した。

こんにちは。Kuro(Twitter:@matsud_kuroneko,@decent_black)と申します。普段は何か作りながら(ゲームやかんたんなWebサービス)プログラミングなどを学ぶということをやっていたりします。某プログラミングサークルの自称広報をちょっと前までやっておりました。

セキュリティ・キャンプ全国大会に参加させていただいたので、今日はそれのレポート(というか日記みたいな感じになるのかな…)を軽く書こうかなと。

とはいえ思ったことをじっくりざっぱり書いていっているので飛ばし読みで読んでもらったほうがいいかもしれません…(講義の内容は詳しく書きませんのでまぁ軽い感想文というかTwitterの延長線上みたいな感じで読んでいただけるとありがたいです。)

セキュリティ・キャンプというかジュニア開発ゼミの感想になりますので、セキュリティ・キャンプに参加してみたいけど難しそうというジュニアの方々(事実難しいけど)や親御さんがいればぜひ読んでいただき雰囲気を感じとっていただけたら幸いです。あと、参加したいという知り合いのジュニアの方がいるなら是非勧めてください!ぜひぜひ!

セキュリティ・キャンプとはIPAさんや一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会が中心となって開催しているセキュリティ人材を育てるキャンプイベントです。詳しくは公式サイトをご覧ください。(説明が苦手なもので…

さて、私が参加してきた『ジュニア開発ゼミ』というのは中学生以下を対象とした少し変則的なコースでして、ジュニア開発ゼミ受講後にもう一度一般枠で参加できたり、(今年からU25を対象とした、一度一般枠参加したあとでも受講することができるネクストキャンプができたので、それも含めれば最大3回セキュリティキャンプに受講者として行くことができるという。)グループワーク等夜の講義がなく、8時頃までにはその日の全講義が終わり就寝時間になったりという特徴があります。個人的には小中学生に刺激を与えるための枠なのかなと思ったり思わなかったり

雑に細かく書いているので、長いなと感じたらまとめだけでも読んでいただけると嬉しいです。

きっかけ

Twitterなんかでセキュリティ・キャンプに参加したよ〜というツイートを見まして、まだレベルが足りないなと思っていたのですが、去年からジュニア枠ができて行ってきたという話を友人であり親愛なる先輩であるゆ〜さん(リンク先はゆ〜さんの前年レポート)からお聞きして行ってみようとなったのがきっかけですね。

Day1

受付後にすぐ昼食となるわけですが、食堂に入ってみると、他の先輩参加者さんたちのコミュ力についていけなかったという…なんとか同年代向けにコミュ力を出して一応ジュニアメンバーとは合流できました。

1日目はネクストキャンプ以外は基本的には共通の講義でした。講義前にノベルティが配られたのですが、色々すごいものが入っていました!みんなが大好きなものが入ってる思いますよ!何が入っていたかは参加してからのお楽しみに!協賛企業の方々、ありがとうございました。

特別講義「転ばぬ先の法律入門(サイバー空間編)」では、検察の方が来てくださり、倫理感についてのお話をお聞きしました。闇堕ちしてしまったホワイトハッカーのお話が印象深かったです。

セキュリティ基礎ではパスワードについてのお話をお聞きしました。IPAの例のポスターがいっぱい出てきましたね。あのJKって全部同一人物なのかよ…パスワードについて考えているようであまり考えていなかったので普段から気をつけなければなと思いましたが、それ以前にパスワードの文字数が60文字以上の人が意外と多くて驚いたという

特別講義「ITの話ができる仲間を作ろう~IT業界とコミュニティ活動~」ではコミュニティの話をお聞きしました。私もとあるプログラミングサークルの自称広報をやっていたことがありますが、コミュニティのちからに少しでもなれるってモチベーションも上がるしいいですよね。

1日目は、夕飯後にスイーツビュッフェがあります。コースを超えた名刺や情報の交換などがしやすいです。ドシドシいろいろな方と接していきましょう!

ジュニアのホームルームでは主に自己紹介とチューターの方(名前出していいのかしら)のLTがありました。

普段Webアプリを作っている人もいれば、競プロ勢もいるなど多種多様な人がいました。中3が3人、中2が1人だったのですが、どの中3も唯一の中2の身長に勝ててないという…

ジュニアは早めに就寝時刻になってしまうのでLTが聞けないってのが結構痛かった…

Day2

2日目は午前中、午後半分は講義、それ以降は3、4日目に作るもののアイデアを出す時間となりました。

講義ではHTTPの仕組みをNode.jsで実際にコードを書いたり、HackforPlayみたいな感じでNode.jsで作られたプロキシをいじったりしながら、インターネットの基礎(ソケット通信についてなど)を学ぶというものでした。

実はRailsでネタバレ用Twitter風SNS(いずれ発表するからTwitterでもフォローして待ってて)をこれまで家で作ってたのですが、せっかくNode.jsやプロキシについて学んだので、プロキシを使った何かを作ろうと思い『ネタバレ防止プロキシ』を作ろうかなと思いました。

Day3

3日目から特定のテーマをハッカソン形式で集中的に開発、研究する『集中開発コースXトラック』と一緒の部屋で活動することとなります。(Xトラックは他にも言語自作ゼミ、暗号化通信ゼミ、データベースゼミ、リバースエンジニアリングゼミがあります)
というかジュニア開発ゼミもハッカソン形式での開発になります。

3日目の最初はUIなどを作っていたのですが、途中でUbuntuを壊すという…(おそらくファイルを整理、検索していたときに間違えて必要なファイルを消したとかな気がする。)

残りの午前中と午後開始30分あたりはWindowsでの環境構築などをやっておりました…そこからはなんとか順調なのかそうではないのか…まぁなんとか進めていました。

お菓子の差し入れがあったり、大量の水、アクエリが支給(これも税金が半分、残りは協賛企業の方の差し入れで支給されています)されます。(差し入れ、水の支給ありがとうございます。)水の心配はしないでもいいです。1日で10本飲んだ人とかハッピーターンをほぼ一人で食べてしまった人がいるとかいないとか…

夜寝る前にこっそりDiscord話したり昼食夕食の時間などにジュニアゼミメンバーでアドバイスしあえたのは楽しかったなと。

ホームルームは、筋肉が凄いSC-NOCチームを見学しにいきました。アニメなどでよく見るラボな感じが凄かったですね。かっこよかった。

Day4

4日目は16:00から集中開発コースXトラック全体での成果発表開始ということで、それまでにある程度の開発を終わらせてスライド制作に入ることになります。先輩たちのスライドを見てそこから、スライドにまとめるべきことや成果発表で言うべきことなどを学ぶことができます。

夕食後では、ラストナイトイベントというネーミングセンスがちょっとアレなイベントが開催されます。

講師や協賛企業の方々が用意してくださった本の争奪戦が行われる場です。

講師の方々が書いた本などもあり、サインを貰ったり、話したりすることができます。(私は貰いそびれました…Day4で会えなくても、Day5で会えることがあるのでDay5のときにもそのような本があれば持っておいたほうがいいです…凄い後悔します…)

ホームルームでは、Day5に行う全体での成果発表会に向けた発表スライドについてのアドバイスを講師の方々から頂きました。

Day5

最終日です。全体での成果発表会です。

すべての講義についての成果発表が受講生及び講師からじっくり詳しく聞けるので、次にセキュリティ・キャンプに一般枠に参加する際なにをやるかなどを決めやすくなるんじゃないかなと。ジュニア開発ゼミに行く上での一二を争うほど行ってよかったなと思いました。

まとめ 〜ジュニア開発ゼミについて〜

セキュリティ・キャンプの大まかな流れを感じ取ることができるので、将来セキュリティ・キャンプなどの技術系合宿に行きたいという人の予行練習…じゃないな…なんというかどのように過ごせばいいかなどがよくわかります。

そしてなんといっても先輩の雰囲気(コミュ力をはじめとした)に圧倒されます。おおよそ学生エンジニアやセキュリティキャンプってこういう感じなんだというのを何よりも感じることができるというか。そういう場でした。色んな意味で刺激が凄い。

せっかく一度セキュリティ・キャンプに挑戦できるということで、一般枠に参加するとなったときに反省や後悔を活かすことができたりできるのは凄くいいなと思いました。ここから修行を積んで大学生あたりになったらまた参加、というかリベンジしたいです。

将来エンジニアになりたい!とかセキュリティ・キャンプに参加したい!という中学生以下の方は絶対参加したほうがいいです!(事前学習も一般枠よりは少ないので受験勉強や夏休みの宿題も安心かもしれない。多分)

以上です。講師の皆様、セキュリティ・キャンプ協議会や協賛企業の方々、このような場を用意していただきありがとうございました。

長文失礼しました。そして最後までお読み頂きありがとうございました。

おまけ

会場はクロス・ウェーブ府中さんでした。会社の研修とかによく使われる施設ですね。窓から隣の家と道路しか見えない人間としてが夜景が良かった。お部屋も綺麗で良かったです!

なんでわざわざおまけの項目をつけたかというとぶっちゃけこれが言いたかっただけという。

(なるべく顔が写んないようにしたらこうなってしまい直江津高校感がでなくなった写真だけど一応載せる)

直江津高校感があって、〈物語〉シリーズのファンとしては幸せでした。

階段なんかもこんな感じだったので興奮した…


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