ぶっちゃけると、ファッショニスタは自己顕示欲を満たすには最強の肩書き
53週連続投稿
1年は52週ありまして、週一投稿を自分に科しては今回が、53回目のテキスト投稿になります。
つまり、noteデビューから2年目突入です。
こっちは週一でもやっとこさなのに、毎日のように投稿しているnoteクリエイターのエネルギー量とネタ数にはホント頭が下がります。
1年前にnoteを書き始めた理由は、人生も折り返しては惰性で生きるようになり、刺激のない日々から脳が萎縮するのを防ぐために、なにかしら『脳トレ』的にある事柄を意識しながら日々を過ごしてみようと思ったのです。
人間は、意識するだけで今まで見えなかった景色が見えてきます。
そのテーマをなにに絞ろう?と考えたのですが、これといって1つのことに対して深い見識があるわけでもなく、人様が経験したことがないことを経験しているわけでもない…今は『場末のBARのオヤヂ』でしかありません。
まぁ、どこにでもいるオッサンです。
それで、書くネタが尽きる可能性が低そうな使用頻度の高いネット通販と、それを買うことにした主の思考を織りまぜたnoteを書くことにしました。
使用頻度が高いと言っても、
「今日は『5と0のつく日』だったので、楽天市場で◯◯産の白米10kgを買いました。送料も無料だし、シラタ(分かる人は分かる単語)も少なくコスパ最強です♪」
なんて、生活臭がしそうな記事をオッサンが投稿しても気持ちが悪いだけなので、食料品は省きました。
(実際に米は重いので、ネットで送料無料を探して買っているのは事実ですが…)
こういうものは、主婦の人が楽天roomでやるのが1番ウケがいい。
その結果、名もなき中年男性が独り語りしているだけの、ファッション関係を中心とした『購入記録』になってしまいました。
まず始めに、性格としては極度の『出不精』だということです。
なので、ポチるだけで品物が家に届くネット通販はマストです。
コロナ自粛がまったく苦にならない、不要不急の外出はこちらから願い下げのオッサンが、それでも『引きこもり』にならないためにお出かけ着をネットで買うという…なんともややこしい話です。
「人はなぜ、オシャレをするのか?」
そんなことを考えながら、続きを見てもらえれば幸いです。
他人目線から見たファッション
カレーを作っていたとき、味がまろやかになるか?と思って、水の代わりに牛乳を入れたことがあります。
ほんのり茶色のカレー。
見た目以外は正真正銘カレーなのですが、脳がバグってしまってその色を生理的に受け付けず、食べることなくトイレにすべて流してしまいました。
北海道には、クリームシチューのような真っ白のホワイトカレーがあるみたいですが…
そして、今。
ピンクのカレーって、ご存じですか?
商品として売っているのだから味は問題ないのでしょうが、このパステルカラーのカレーが載ったスプーンを口元まで持ってくる勇気は…とてもありません。
これが、10年後にも売っているのか?見守りたいものです。
「料理は目で食べる」とも言われるように視覚による影響は大きく、一般論ですが外見だけで中身の評価まで左右されます。
料理と同じで、人間は初見の3秒間相手の服装を見ることで、その人の地位や能力を判別するようにできているらしいのです。
その判断の正誤は別として、きちんとした格好をしている人に対しては、見えない部分も好評価をしていると。
それを立証するような、人間の特性を利用したある職種の話をしたいと思います。
もう30年ほど前の話ですが、福岡でヤミ金屋を営んでいたときのことです。
法定利息が年利40.004%と高利で、『貸金業登録』をしていても、ビジネス的においしかった時代でした。
仕事柄、公私ともに周りには怪しい連中ばかりいて、ある日のこと不動産デベロッパー代表という体の40代男性が現れました。
彼はいつもピシッとしたスーツ姿で、自宅は大濠公園近くのマンション、車は“トヨタ”クラウン、左腕には“コルム”のアドミラルが鎮座しており(当時は、流行ったものです)、
革靴は履いている状態でブランドを言い当てるほどの知識がないので、どこの靴か?は分かりませんが、いつも磨いてあって黒光りしていました。
この社長は仮の姿で実は詐欺師でして、とある九州の国立公園を代議士を動かして開発するという名目で、小作人を使っていた地主が先祖の知人が2~3億円抜かれることになるのです(しかも、証拠不十分で立件されなかった)。
出資した知人(最終的には、コイツも落ちぶれて詐欺師になるんだけれど)も別の人間からの紹介でこの男を知ったのですが、人が外見で簡単に他人のことを信用してしまう事例でした。
三億円事件でも、犯人が警察官の格好をしていたから、現金輸送をしていた銀行員も騙されたのです。
詐欺師になるのを推奨しているわけではありませんが、他人が勝手にプラス判断してくれるので、オシャレをしていて損はありません。
ファッションのことを発信している多くの人のキャリアは、ショップ店員→世界を股に掛けるバイヤーと…ハマチがブリになるよう華麗に出世しては、そのあとはフリーで活躍されています。
どこのブランドがどうのこうのと…ファッションのことに関して、一介の元高利貸しがプロのファッションディレクターに勝てるはずもありませんが、服装かぎらずトータルでブランディングをする印象操作に特化するなら、『狐と狸の騙しあい』をしていた金貸しの方が、面白い話をできるかもしれません。
服装は、社会的シグナルです。
本人目線から見たファッション
アメリカの心理学者にマズローという人がいたのですが、彼が説く『欲求5段階説』の4段階目の承認欲求は、他人から認められたい欲求です。
その承認欲求の1つに、他人から注目されたい自己顕示欲があります。
自己顕示欲は誰にでもある欲求なので問題ありませんが、その欲求が強い人はTwitterやInstagramで『映え』や『バズ』を狙った連続投稿をしていて、中にはそのSNSを『集客ツール』として使っている、自己顕示欲とは関係ない人もいます。
WEAR投稿者の中で、アパレル関係者も同じポジションです。
オシャレな人は目立つので、ファッショニスタになれれば顕示欲を満たすのは簡単です。
先日、若者の“ユニクロ”離れが報道されオッサン専用ブランドになりつつある今、購入の絶対数が減るであろう高級志向の「ユニクロU」や「+J」なら、比較的安価でファッショニスタになれるかもしれません。
ユーチューバーもやたら推していることだし…
しかし、“GU”より商品単価が高いとはいえ所詮ファストブランド“ユニクロ”の値段が高く感じるって、日本人の経済状況はマジでヤバくないですか?
ちなみにこのnoteの中の人が、大量に服を持っているのはファッショニスタと同じですが、自己顕示欲はあまりないのでネット上で自撮りとかは晒していません。
服を買い続ける理由は、自意識過剰で他人からどう見られているか?が病的に気になるからです。
(誰も気にしていないのは、理解してますよ)
だから、YouTubeのような動画が今のトレンドだと分かっているのに、テキスト文化のnoteに投稿するのです。
人間なんか無いものねだりをする生き物なので、とりあえず消費を続けていきますが…
もっと歳を取ってコンプレックスと物欲がなくなったら、こういった類いのモノは買わなくなるでしょうし買わなければ書くネタもなくなるので、そのときは静かに筆を置きましょう。
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noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰