教員生活3年目で卒業生を出した話
こんにちは、まつだです。今回は、タイトルにもあるように
教員生活3年目で卒業生を出した話
をしていきたいと思います。
この記事が、これから先生になる人や、今先生になろうとしている方の何かのヒントになればいいなと。そして、数年後また卒業生を出した時に、今回の卒業をどんな風に考えていたか忘れないように残したいと思います。
生徒との接し方
私が目指していたのは
近所の姉ちゃんです(笑)
なにそれ(笑)
って思われる人や、先生なのに・・・と思われる方もいるかもしれません。
ですが、このスタイルで生徒と接してきました。
「先生」と聞くとどこか、敷居が高くてとっつきにくいと思う方多いのではないかと思います。実際私も、職員室や先生が苦手でしたしなんか相談という相談もしづらかった記憶があります。
ですので、「近所の姉ちゃん」を目指していました。
なぜ「近所のお姉ちゃん」ではなく、「近所の姉ちゃん」かというと、私自身そんなにおしとやかではないからです。
方言や訛りが強いのでよく生徒には、「田舎のおばあちゃんを思い出す」と言われていました(笑)
先生よりも敷居は低いけど、友達ほど近い距離ではない
そんな絶妙なラインを言語化したのがこの
「近所の姉ちゃん」スタイルです。
「友達以上、恋人未満」みたいなもんですね。(今言うのかな・・・?)
私のクラス
私のクラスは、一言で言うと「わいわいクラス」でした(笑)
私は、2学年から担任をもったため途中からこの学年に参戦しました。
なので最初は、コミュニケーションがうまくいかなくて、生徒も何度もぶつかりました。
ですが何度ぶつかっても・時間がかかってもお互い納得するまで、話をしたりするようにしました。
「雨降って地固まる」ですね。
先ほども出てきた「近所の姉ちゃん」スタイルですので、生徒も言いたいこと言っていました(笑)今となってはいい思い出ですね。
クラスの生徒にできたこと
クラスの生徒にできたことは
生徒と誠心誠意、関わることができたことです。
そう感じることができたのは、卒業式の時にもらった色紙です。
伝えたいことや、私が誠心誠意関わったエピソードや言葉などが書いてあった時
「ちゃんと伝わっていたんだ」
と感じました。
本当は、真っ向勝負で向き合うことに不安を感じていた時期もありました。
本当にこれでいいのか?
生徒の負担になっていないか?
ですが、最後の色紙をみたときに「大丈夫だった」と感じることができました。
コロナウイルスの影響で、この1年間はほとんど直接会ってHRや授業をすることができなく、卒業式1週間前も分散登校や時短での登校でした。
時間がない中で作成してくれた生徒のみんなには本当に感謝の言葉でいっぱいです。
クラスの生徒にできなかったこと
・クラス全体としての関わり
クラス全体としての関わりができていなかったと個人的には思いました。
生徒個々の関わりはできていましたが、クラスとして全体で何かもう少しできたのではないかと思っています。
コロナの影響で、直接会ってコミュニケーションをとる機会が奪われてしまい、どうにかコミュニケーションが取れないかと、ZOOMを使ったりその他アプリを使いましたがが結局対面でのコミュニケーションには勝てません。
オンラインをもっと活用しながら、コミュニケーションが取れるようにしてあげたら学校生活がもっと楽しくなったのではないか・・・と反省しています。
次年度に期待ですね。
卒業式を終えて
今回卒業生を出して一番感じたのは
「生徒に支えられた2年間だった」ということです。
教員として、接し方を考えたりより良い学校生活を送ってもらうために業務を行なってきたわけですが、全て生徒の支えなくしてはできなかったことなんだと改めて思いました。
2年と言う短い間でしたが、とっても楽しかった!!!
正直、「教員なんてもうやめてしまいたい」と思ったことも何度もあります。
ですがこうして卒業生を出すと、専門学校や大学に行った生徒たちが卒業して成長し、学校に姿を見せに来てくれる4年後までは教員続けなくちゃ!!と思いました。
毎日、目まぐるしく業務にあたり時間や締め切りに追われる日々ですが、こんなにも自分に合っている仕事は教員だけなんじゃないかな?と思います。
これから未来を担う子供達のために教育現場をよくしていきたいと強く思わせてくれたのも生徒たちです。
2年間本当にありがとう。
おまけ
おまけです。
卒業式に1分間だけクラスの生徒に向けて、教員が話す時間がありました。
その時に話した内容を載せておきます。(ちなみに、号泣してました)
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皆さん卒業おめでとうございます。
今日まであっという間に月日が流れ、今日を迎えられたことは、皆さんがそれぞれの形で頑張った成果です。よく頑張ったね。
みんながいなかったら、私は先生としてここに立つこともできませんでしたし、楽しく毎日を送ることもできませんでした。
たくさん怒ったこともありますが、その分たくさん笑ったと思います。
これから、新しい道に進む皆さんが今よりももっと成長する姿を見るのがとても楽しみです。
私の、クラスに来てくれて本当にありがとう。
これからも応援してます。
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