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栄養士の専門性 認知度って?

専門的な仕事をする栄養士
その中でも更に専門的に細分化されている
でもその認知度はどのくらいなんだろう・・・

公認スポーツ栄養士の松田幸子です。


10月も終わりに近づき、そういえば、日本スポーツ協会の指導者登録数が反映されているなと思って、サイトをチェックしました。

ふと、公認スポーツ栄養士が、管理栄養士名簿登録数に対して、年々、何%で推移しているのかな?と思い、データを抽出してみたら・・・


私は平成23年に取得しましたが、公認スポーツ栄養士累計が手元にありませんでした。


管理栄養士名簿登録数からいうと、私が取得した頃は0.05%、現在でも0.16%程度しか公認スポーツ栄養士は存在しません。

自分で計算して、びっくりしましたわ。
合格者数を1年ごとにみていても、急激に増えたのは令和に入る頃ですからね。


よく、公認スポーツ栄養士と混同されたり、公認スポーツ栄養士よりも認知度が高い、某民間資格は「2022年3月時点で、日本全国に2万1,559人が資格を有している」そうです。

464 VS 21559


圧倒的に公認スポーツ栄養士の人数が少ないです。

スポーツ×食の民間資格はPRも上手、更に合格数を多数出せるように、講座時間も少なくしていますね。他にも、同様の民間資格が乱立していますが、どこも同じようなビジネスモデルです。

それが 良い 悪い ではなく、事実そういうこと。

明らかに認知度は民間資格の方が高く、せっかく何年もかかって取得した公認スポーツ栄養士の専門性がお蔵入りしても、おかしくないんだよなと、思いました。

スポーツを例にとりましたが、他の分野でも民間資格が多数あるのが食の世界。

そしてそちらの方が、認知度が高いのも、同じように感じます。

なんか、もったいないですよね。

未だに、管理栄養士なのに「栄養管理士」って言われたってSNSには投稿がありますし。

こう書いていても、私は私の事で精一杯。

私を知ってもらって、その上で公認スポーツ栄養士を知ってもらう形になっている気がしています。

自分のパーソナルセッションのお客様が私がやっていることを、勝手に(笑)知り合いの方に宣伝してくださり、スポーツ栄養士なんて知るよしもない方々の認知度が上がっています。

「勝手に話しちゃった(^^)/」

とお客様はおっしゃいますが、私のセッションを受けてよかったと思って下さってるからだと認識しています。

私はそれで、個人事業で15年以上、やってこれてるので、よいと言えばよいのですが、今後、若い栄養士さんたちが、様々な分野に飛び込みたいと言うとき、もっと専門性の認知度をあげる活動をした方がよさそうです。

自分がどんな事ができるか?
それを専門的に言うと、どうなのか?

自分を見つめることから、はじまりそうです。

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