ぐびぐび飲んでも、溢れるコップ|#48
”まず自分のコップを満たす、溢れた部分で他者へ施す”
この考えに、はじめて触れたのは約3年前。
服部みれいさんという文筆家・マーマーマガジン編集長の発信がきっかけでした。
自分の心のなかにコップがあるとして、今どれくらいの水が入っているか??
まずはそのコップの水を満たす。
自分のコップはどうしたら満たすことができるか考える。
休みたいなら休む、やりたいことをやる、美味しいものを食べる、、など。
しっかり満たされたと感じてから他者と関わる、他者へ施す。
これをおろそかにしたまま、他者のために何かしようとしないこと。
という考えです。
これを聞いた時のわたしの中のコップはカラッカラでした汗
コップの満たし方もわからない状態で、そこから3年かけて意識し続けて今がありますが、
これは簡単なことじゃないなぁ、と感じます。
随分満たされていると感じる今でさえ、毎分毎秒コップの中は変化し
(そもそもコップの中の繊細な変化を自覚できるようになったことすら最近)
常にコップが満タン、という状態を維持することは出来ていないです。
また、溢れた部分で何をするか、この溢れた水を流しっぱなしにしても水が濁ると言われているそうです。(ハワイでも古くから伝わる考えなんだそうな!)
溢れた部分を他者へ分け与え合うことで、世界は美しい循環を始める。
わたしにとっては、まだまだ時間をかけて意識し続けたいテーマだし、
今はコップの水を満たすことに注力するとき、という感じがします。
ただ、満たされていない状態で、他者へなにかしようとしないということは
すごく重要だなと思うし、
誰かのため、子供のため、会社のため、というような言葉を使いそうになるときは要注意だなと思います。
自分の手が冷たいのに、人を温めることはできないように。
自然と溢れ出し、循環し始めるまで、まず自分を満たそう。
今は、お守りみたいな言葉です。
この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
6.心と身体がリンクしているを補完する:#48【まず自分を満たす】を説明する内容でした。元になる記事はコチラ▼
次回は新章7.学び続けるの#49【疑う】について書きます。
読んでいただき、ありがとうございました!
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