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二眼レフはあの日の視点

趣味でフィルムカメラを使っているんですけど、最近頻繁に使っているのがこの二眼レフカメラ。このカメラは上部にファインダーがあってそこをパカってするとレンズの先の景色がワッと見えるんです。

それでこのカメラってウエストレベルって言うんですけど、上から覗くからどうしても視点が腰の高さくらいになるんですね。
そうすると大体小学校低学年くらいの目線になるわけです。
大人を覗くようなもんなら見上げることしかできなくなるので、本当にどこか懐かしい気持ちになるわけです。
あの頃見てた世界ってやたら大きかったなぁと。じみじみ。

公園で出会った餓鬼大将も大はしゃぎ、おいおいそんなに強く持ったら壊れちまうぜ。

これは70年くらい前のカメラらしいんですけど
写りは思いのほかシャープ。
線が細く、切れ味のいい描写をしてます。

カメラ界隈ではフィルムで撮る意味なんてよく言われるんですけど、このカメラの場合は憧憬が体験できるという点で僕は使っています。

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