ドイツの光 #3
ドイツに行ったら急に早寝早起きになりました。そして帰国したらまた朝起きるのが苦手になりました。ドイツにいる間に薄々感じていたのですが、日本ってめっちゃ眩しいのかも知れません。
ん?日本が眩しい?ドイツがじゃなくて?
眩しいのは、キラキラしているとか、金髪の子供がビジュアルが良いとか、街並みが綺麗だからとかそういうことを言っているわけではなくて、日光の回り方が日本とドイツでだいぶ違う気がしているのです。
そもそもドイツは日本に比べて日照時間も短く、冬場は日が登るのもだいぶ遅いです。僕が滞在していたのは夏から冬に切り替わる中間で(秋というほどの感じでもない)晴れの日もそこそこありましたが、基本的には曇り空の割合が多かったです。それももちろん要因だと思うのですが、日が登るのがとても緩やかです。午前9時くらいまでずっと朝焼け後のゴールデンアワーのような光です。
この緩やかな日の登り方が僕には合っていたみたいで、目覚ましもなく自然に起きて散歩までしていました。それと、-7時間の時差が僕の体内時計を狂わせて、一周回って健康体になったようです。
ヨーロッパの気候が合っていて日本の気候が合っていないとは言いません。9月のほんの2週間だけ滞在してわかることなんて、2週間の太陽の光くらいです。たまたまそう感じただけなのかもしれないですが、朝起きれない人はドイツに行ったら起きれるようになるチャンスがあるとだけ伝えておきます。ちなみに帰国したらいつも通り朝が苦手な体に戻りました。
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オラに力を分けてくれって何世代にも渡って伝わるセリフですよね。広辞苑に載せても良いと思います。