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閉じる旅①九州・南島原

この「閉じる」という言葉、
ここ最近、浴び続けていた。

夢メモにも残っていた。
ある人にも言われた。

そして、今年見た映画、新海誠監督「すずめの戸締り」宮﨑駿監督「君たちはどう生きるか」からも、私は「閉じる」を感じ、ずっとこの言葉の意味について考えていた。

私が感じる「閉じる」とは「終わらせる」ではなく「おしまいにして次へ行く」が近いように思う。

お終い
お仕舞い

そんな旅を体験した。

両親、弟、私。
父のルーツである長崎県の南島原へ行くことになった。お墓参りと家族旅行を兼ねて。

両親を続けて見送った夫が行くように背中を押してくれた。
父が元気なうちにと。
優しくて強い夫。
色々な思いの中で提案してくれた夫に感謝し、すぐに弟と日程を決めた。

まだ残暑厳しい頃のこと。

感じたことをすぐnoteに記しておこうとしたが、なかなか整理がつかないまま数ヶ月が経ってしまっていた。

だけど急に長崎の話を書くように言われた。よくわからんけど、そう心が言っていた。
だから今、書いている。

普段は人に言わないようにしていることも書いちゃうよ。
かなりスピリチュアルです。
よろしく笑


長崎県島原半島にある南島原市。
熊本県天草へもフェリーで30分ほどの場所。      

美しい海が広がる。
深い青色。懐かしい香り。
イルカがたくさん住んでいるんだって。私も子どもの頃この海でよく遊んだ。

そして厳かな山々が見える。
雲仙。
比叡山、高野山とともに霊山として信仰されていたらしい。そしてここの伏流水が南島原の随所から湧き出している。

海と山の間にあるこの場所、実は湧き水の街、水脈の地なんだと改めて感じた。

久しぶりにここを訪れ、私はエネルギーに圧倒されていた。静かで穏やかなのにすごく強い。放たれる力ではなく、囲まれて守られているような不思議なエネルギーだった。

岩戸山
岩戸神社
八咫烏
渡来人
ヘブライ語
巨石

こんなワードも入ってきた。

そして言わずもがな、ここには多くのキリシタンが弾圧された歴史がある。

私の祖先は仏教徒と父から聞いたのだけど、ちょっと違ったメッセージを受け取った。

大昔、自然を信仰していたのだと。
みんな一緒に。
ここにはたくさんの神がいた。
山の神、水の神、岩の神、

とにかくみんな一緒だった。

それなのにいつのまにか分離の構図になってしまったのだろう。

そんな感覚が来る。

どこに行ってもアゲハチョウが現れた。ずっと私の周りをヒラヒラしているので家族も不思議がっていた。アゲハが伝えたいメッセージを運んできてくれたのかもしれない。

ありがとう。
わかったよ。

源流から流れる水脈のように、もとはみんな一緒なんだよね。

生命も宗教も。

あまりに細分化されるともとのカタチが見えにくくなる。

だから閉じる。
閉じた時点ですでにもう次の道へ進んでいるんだよね。どんどん本質に向かって遡っていく感覚だ。

そろそろシンプルに大事なものを見たいな、と。

ということで、私の閉じる旅はまだまだ続く。

あー、訳わからんことをツラツラ書いちまったよ。
いいのか?

書けと言われたんだからいいでしょ。いいことにしよう。

不思議なことがたくさん起こるねぇ。
そんな時代だねぇ。
まだまだ書ききれないねぇ。

つづく、かも。

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