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敬語のはなし
わたしはぼんやり生きているので、見落とすことも多いし、なにかをくっきり可視化するのも得意ではない。自分が好きなうつくしいものをぼうっと見ているのが幸せだな。アウトプットが好きなのではなく、書いているのが好き。なんだなあ、となんとなく思った。
わたしが文章を書くときに気を付けているのは、敬語の表現。
おっしゃられていた、やられている、されていらっしゃる。のような誤り。
新聞社の発行する媒体を制作する会社で働いていたのもあって、かなりすっきりとした文章がもとめられた。まわりくどさを感じる表現は気になってしまう。二重敬語になっているとか、細かいことを言えばいろいろあるけれど、いかにストレスなく読めるか。流れるように。新聞表記では「お客様」を「お客」と直されるので、取材先のひとには「様をつけてほしい」と言われたこともあったな。
そんなわけで、わたしの文章の基礎は、新聞社の校正で学んだところが多い。
今は思うと、その環境はありがたかったな。担当の方、すごーくゆるかったけどね。たまにその方がお休みだと、代わりの方はとても細かくて、帰ってきた原稿がまっくろになっていて、びっくりしたのを覚えている。
毎日note93日目
目に触れられず流れていく宙ぶらりんなローカル情報を囃し立てて、自分の住む地域ってなんかいいな、誇らしいな、暮らしやすいな、と感じられる循環を作り出したいと思っています。(team OHAYASHI細川敦子)