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上田映劇の『おらおらでひとりいぐも』新春SPアフタートークイベントがたのしみだ。

寒いけれど、歩かなきゃ。
ここのところ体がものすごく重たい。なんだろうこのズーンという重たさ。すっきりして新しい年を迎えたい。どうやら、胃腸の不調は2ヶ月周期でやってくる。

そんな中、上田市の上田映劇で、新春のお年玉企画が行われると知り。

『おらおらでひとりいぐも』新春SPアフタートークイベント。

「南極料理人」「横道世之介」「キツツキと雨」「滝を見に行く」「モヒカン故郷へ帰る」「モリのいる場所」、そして「おらおらでひとりいぐも」の沖田修一監督。その多くに出ている黒田大輔さんのトークイベント。司会はなんと、上田出身の鶴岡慧子監督。

大興奮な内容。これ、めっちゃお年玉じゃないですか。

というわけで、夫と参加することにしました。申し込み完了。

沖田修一監督は、上田の「こども映画教室」などにもご協力くださっていて、縁をつないでくれている。南極料理人は2回映画館で観たし、世之介はDVDも買ったし、沖田作品は、夫と何度も見返すほどにすき。

そして黒田大輔さんですが、沖田作品で毎度圧倒的な存在感をのこしていて大ファンである。真田丸にも出ていた(上田のシーンじゃないけれど)。たしか、村同士のいさかいを真田が解決した、みたいなシーンのお侍さんだった気がする。(あいまい)

そして、沖田作品じゃないけれど、橋口亮輔監督の「恋人たち」も大好きだ。ほとんどが絶望みたいな映画のなかで黒田さんに救われた。あの映画を見に行ったとき、わたしはメガネをかけ忘れてしまったので、視界と頭がぼうっとしていた。他のお客さんとともに、ぼうっとした頭で、B1にあるテアトル新宿から外へ出る階段を上った記憶がある。

鶴岡慧子監督は「すぐる日のやまねこ」の公開と舞台挨拶の時に拝見して。今をときめく泉澤祐樹さんが主演なのです。生きやすさと生きにくさどっちにも目を向けて、切り捨てない優しさみたいなものが香ってくる作品。その後も、上田の短編映画祭でもお話がきけて、私の中の「映画の見方」にインパクトを与えてくれた。

文章もすてきな監督なので、鶴岡監督の連作短編集を読んでみたいとずっと思っている。あとは、過ぐる日のやまねこのノベライズ。

2021年は年女です。映画も見たいな、見るぞ。

毎日note107日目。

目に触れられず流れていく宙ぶらりんなローカル情報を囃し立てて、自分の住む地域ってなんかいいな、誇らしいな、暮らしやすいな、と感じられる循環を作り出したいと思っています。(team OHAYASHI細川敦子)