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書いても意味がない、ってなる前に
媒体の価値。
ハッとしたことがあって。
ライターです、と名乗っても、わたしはメディアを持っているわけではないし、書くことはできても、新聞や雑誌やテレビで優先的に取り上げてもらえるような力をもっているわけではないし――。
ということが、なにか、自分の中の欠けている部分のように感じていていたのだけど。この時代、noteでもなんでも発信なんていくらでもできるじゃないか。
もちろん、読まれないと意味がないというのはその通り。でも、それと並行して、いままで文章として表現されてこなかったものが、言葉になり形として残る、というのは十分価値になるなあと思うようになった。価値があるのだから、あとはそれをどう展開していくか、だとおもう。
その二つをごっちゃにすると、書いても意味がない、ってなるけれど、実は2つは別問題なんじゃないかと思い始めた。
例えば、まちで出会った信念を持って行動をしているひとの姿を、noteで私なりに紹介していること。ライターとして、だれかひとりを励ます言葉を生み出すことができれば、それってすてきなことだ。
励ましたり、応援したり。与えるでも、してあげるでもなく。好きな人に、好きだよと伝えるように、応援している人には、応援していますとわたしの言葉で伝えたいなあとおもう。
毎日note71日目。
目に触れられず流れていく宙ぶらりんなローカル情報を囃し立てて、自分の住む地域ってなんかいいな、誇らしいな、暮らしやすいな、と感じられる循環を作り出したいと思っています。(team OHAYASHI細川敦子)