キャベツ太郎はキャベツ太郎の味がする

なんとなく体調万全ではないのかなあ、わからんな、という日が続いていたのだけど、日曜日、ついにぱたんとなってしまった。
わたしが休んでいる間、息子が夫と買い物へ行ってきた。

帰ってきて、息子が「これ買ったよ~~~」と大はしゃぎしている。
見ると手には「キャベツ太郎」。
そうか、はじめて食べるキャベツ太郎って、こんなにうれしいんだな。
手を洗って、イスに座り、袋を開けて、実食。

「とーちゃん!これキャベツのあじしないよ!!!!」

そういえばキャベツの味はしないのだ。キャベツ太郎は、キャベツ太郎の味しかしない。だけど、ぼりぼりと食べ続け、あっという間に空っぽになった。

息子2歳半くらいから、スーパーのお菓子コーナーの前で、あれでもないこれでもない…と一つに決めきれずうろうろと滞在するようになった。時に泣き叫んでいる。お菓子コーナーというパラダイスを知ってしまったんだなあ。

そんな彼は、北斗の拳に怒られる夢を見たらしい。怖いな。

もう、ショッピングカートには乗らなくなったな・・・。
毎日note54日目。

目に触れられず流れていく宙ぶらりんなローカル情報を囃し立てて、自分の住む地域ってなんかいいな、誇らしいな、暮らしやすいな、と感じられる循環を作り出したいと思っています。(team OHAYASHI細川敦子)