見出し画像

「組織を芯からアジャイルにする From 2023 To 2024!」参加レポート

昨日は、久々にリアルイベント「組織を芯からアジャイルにする From 2023 To 2024!」に参加してきたので、感想などを記していこうかと思います。

イベント概要

日時:2023/12/5 19:30~21:00
場所:ソニーシティ大崎
開催方法:リアルのみ
アジェンダ:
①「組織を芯からアジャイルにする」著者 市谷 聡啓さん発表セッション
②対話の時間
③懇親会(希望者のみ)

市谷さんセッション

今回の市谷さんのセッションでは、主に「組織を芯からアジャイルにするための、方法論」について結構な時間を割いて説明頂きました。かなりかいつまんで、メモ書きしておきます。

  • 日本組織は、度が過ぎた最適化により「思考停止」状態にある

    • あらかじめ正解ありき、戦略/計画の合意形成に異常に時間がかかるなど

  • DXとは「提供価値の変革」+「組織の変革」

  • 組織に何か足りていない

    • 必要なのは

      • 組織に「探索」と「適応」を宿すこと

        • 変化を「見つける」「対応する」「生み出す」

          • それは、「顧客の声を聴く」というのが第一歩になるかもしれない

        • または組織に「関心」「動き」「つながり」を取り戻すということ

    • アジャイルとは「方法」で「あり方」

      • 経営理念との整合性をとることも大事

        • いきなり新しい言葉をつかってハレーションをうむより、元々ある理念とのつながりをもつことが重要

    • 組織として動けている=意図・方針・実行が整合し、かつ遅滞なく連動している状態をつくる

      • できていないなら、それは組織のバグ

      • 今の時代、マネジメントの負荷が大きすぎる

      • だからこそ、マネジメントをチームでやる(マネジメントスクラムを回す)

書き出すときりがないので、この辺でやめておきますが、他の参加者の方や、市谷さんも講演された一部をnoteに記載されているので、ご興味ある方は、↓をご覧ください。

心に刺さったこと

今回の刺さったワードは最後締めくくりのパートでお話されていた、『「誰かのためにやる」だけでは息が詰まる』というワードです。

「誰か」=「自分ではない」となった瞬間に自己犠牲になるし、「他人ごと化」との戦いがはじまるとのこと。だからこそ、『誰かのためではなく「自分」ふくめた「みんな」で捉える』ことが重要だと。

ココは、まさに自分の環境にものすごいあてはまっていて、考えさせられるフレーズでした。

私もこの1年間新しいことにチャレンジしてきたつもりですが、ココ最近は「誰の何のためにやっているのか?」という事を見失いながら走っている状況でした。「けど、誰かがやらなきゃいけないから、自分がやらなきゃ」という精神で突き進んできましたが、そこには既に「自己犠牲」の考えがうまれ、いつしか「ここまでは自分の仕事、そっから先は〇〇の仕事」と線を引き始めている自分もいました。

やっぱり、自己犠牲の考えだと、どんどんネガティブな感情になるし、全くやりがいを感じられない状態になってしまいます。私も『誰かのためではなく「自分」ふくめた「みんな」で捉える』ことを考えいたいと思いました。

やっぱりリアルイベントはいいですね

最後にイベント全体の感想としては、「やっぱりリアルイベントはいいね!」です。バーチャルも参加しやすさの利点はありますが、やはりリアルで集まって対話できるのは非常によい所です。

また、昨日はリアルだけの開催にも関わらず、30~40名程度の方が参加されており、様々な業種の方が参加されており、普段交流のない業界の方々とお話できたのは、非常に良かったです。「組織を芯からアジャイルにする」という大きなテーマで活動しているシン・アジャイルコミュニティだからこその、利点だなと思いました。

リアル会場は、準備が大変と思いますが、運営の皆様色々ご準備ありがとうございました。楽しかったです!


ご興味あるかたは、ぜひともシン・アジャイルコミュニティへ!

こんなイベントにご興味ある方は、ぜひともシン・アジャイルコミュニティに参加してみてください。様々な文脈の方が集まるコミュニティですので、新たな気づきがあるかもです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?